2016年11月19日、中國(guó)內(nèi)陸部の雲(yún)南省はコーヒーの産地としても有名だ。徳宏タイ族チンポー族自治州芒市など省內(nèi)各地では、収穫の時(shí)期になると少年少女らが、赤く熟したコーヒーの実を口でその皮を取り除くという獨(dú)特の製法が行われている。人民網(wǎng)が伝えた。

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雲(yún)南コーヒーの歴史は古く、1892年にフランスの宣教師が、布教のために訪れた大理ペー族自治州賓川県にある朱苦拉村でコーヒーを植えたのが起源とされている。

サクランボのように赤いコーヒーの実を少年少女らが口でむくという獨(dú)特の製法は、美しい言い伝えに由來(lái)する。朱苦拉村のある少女には想いを寄せる男性がいた。男性が戦亂で負(fù)傷したため、少女は山に入り赤い実を収穫。工具がないため口で実をむき焙煎（ばいせん）したコーヒーを男性に飲ませたところ、男性の傷は驚くべき速さで癒えたという。（翻訳?編集/柳川）