秋も深まる上海、天気の良い週末を郊外で過(guò)ごす人も多い。地下鉄が開通して、アクセスが便利になった「七寶（チーパオ）」は「七寶老街」と呼ばれるスポットが気軽に行ける水郷の古鎮(zhèn)（古い街並み）として人気上昇中だ。

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「七寶老街」は2000年に修復(fù)保存されている?yún)^(qū)畫で、古き良き上海の風(fēng)景を楽しめるほか、狹い通りの両側(cè)にレストランや土産店が立ち並んでいる。七寶老街のメインストリートは「南大街」と呼ばれる通りで、午前10時(shí)を過(guò)ぎると通りいっぱいに人があふれる。外國(guó)人は少ないが、地元の人に混じり、國(guó)內(nèi)観光客の姿がある。上海の市中心から地下鉄で約30分というアクセスで、その上、七寶は小さな古鎮(zhèn)なので、観光時(shí)間も短くてすむため、ここ數(shù)年でジワジワと知名度をあげてきた。

また、散策しながら、いろいろなB級(jí)グルメも楽しめる。地元獨(dú)特のお菓子から、伝統(tǒng)的なお菓子、全國(guó)どこでも見(jiàn)かける定番のフードなど、食べ歩きも魅力の一つだ。だいたい大勢(shì)の人が並んでいる店のフードはハズレがないが、折角なので、チャレンジ精神を発揮して、いろいろトライするのも楽しみ方の一つだ。安いものは5元（約80円）からあるので、気軽にチャレンジできそうだ。地元の人が「小籠包やワンタンは絶対食べないと損する」と太鼓判を推すワンタンはお腹いっぱいになる1杯を食べても8元（約130円）から。味はシンプルだが、自慢するだけあり、評(píng)判を聞きつけわざわざ食べに來(lái)る人もいる。

通りを歩くと、湯気を出して、出來(lái)立てホヤホヤの蒸し菓子、白いご飯にあいそうな漬け物、いろいろな材料を使っている串焼きなど、見(jiàn)ているだけでも楽しい店舗が多い。食品を人通りの多いメインストリートの店先にそのままドーンとおいているが、人が通るたびに埃も出て、衛(wèi)生面は「？」とやや首をかしげてしまう。それもまた古鎮(zhèn)ならではのご愛(ài)嬌であるが、どうしても衛(wèi)生面が気になる場(chǎng)合は、袋入りのお菓子やフードもチョイス可能だ。

さて、賑わいを見(jiàn)せる「七寶老街」だが、地下鉄開通前は、上海市內(nèi)からバスで1時(shí)間以上かかり、アクセスも不便だったので、知る人ぞ知る古鎮(zhèn)だった。開通後は、週末に多くの観光客が集まり、上海で時(shí)間がないけど、水郷気分を少し楽しみたい人にはぴったりのおすすめスポットになった。（提供/フライメディア）