中國鉄路総公司は21日、2017年の春節(jié)（舊正月）シーズンの特別輸送體制「春運(yùn)」について、前年同期比7．5％増の旅客輸送能力が見込めると指摘した。

中國新聞網(wǎng)が同日付で報(bào)じたもので、この根拠とされているのが鉄道網(wǎng)の拡充だ。今年10月末時(shí)點(diǎn)で鄭州（河南?。─刃熘荩ńK?。─蚪Y(jié)ぶ高速鉄道など22の事業(yè)で営業(yè)運(yùn)転がスタートし、新たに開通した線路の長(zhǎng)さはおよそ1200キロメートルとなった。年內(nèi)にさらに2000キロ余りが追加される見通しで、同公司の責(zé)任者は「近年は特に中西部での鉄道建設(shè)に力を入れている」と説明、「今年の目標(biāo)である固定資産投資8000億元（約12兆8500億円）、3200キロの新規(guī)開業(yè)の実現(xiàn)に努めたい」と述べた。

都會(huì)で働いていた出稼ぎ労働者が一斉に故郷を目指す春節(jié)シーズンは、毎年のように各地の駅やバスターミナルで大混雑が起きる。同公司によると、東部の大都市と多くの出稼ぎ労働者の出身地である中西部を結(jié)ぶ鉄道の旅客輸送能力は8．9％引き上がる見通しという。（提供/Bridge?編集/Asada）