建築から600年たった故宮の壁に倒壊の危険性、初の大規(guī)模修復(fù)がスタート―中國

Record China    2016年11月28日(月) 13時0分

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26日、故宮の城壁は構(gòu)築から600年ほどの時間が経過していることから倒壊の危険性が指摘されており、26日に大規(guī)模な修復(fù)事業(yè)がスタートした。寫真は故宮。

2016年11月27日、京華時報によると、中國の首都?北京にある故宮(紫禁城)の城壁は構(gòu)築から600年ほどの時間が経過していることから倒壊の危険性が指摘されており、26日に大規(guī)模な修復(fù)事業(yè)がスタートした。

北京の故宮は明代の永楽18年(1420年)に建設(shè)され、その壁は中國最大規(guī)模。整った狀態(tài)で保存された王宮城壁で、中國の築城史上重要な存在となっている。修復(fù)は考古學(xué)的な検証に10年かけ、基礎(chǔ)施設(shè)から大規(guī)模な修復(fù)を行い、600年前の建設(shè)當(dāng)時の姿を取り戻すという。

中國は城壁構(gòu)築に長い歴史があり、明清の時代に構(gòu)築技術(shù)は頂點に達(dá)した。故宮の城壁は、長さ3437.6メートル、上部の壁幅は6.63メートルあり、高さは9.3メートル。突き固めた土を土臺に、れんがを組んだ構(gòu)造で、城門には櫓(やぐら)などが建っている。

壁面には長年の風(fēng)雨などによる劣化が生じており、ひびや膨張しているところは隨所に見られ、しっくいが流れ落ちてしまった部分も少なくないという。土臺の土の流失や草木による浸食もあり、専門家はこの狀態(tài)のままでは危険性が高いと指摘、修復(fù)は一刻の猶予もならないとしている。(翻訳?編集/岡田)

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