今年、中國でなぜ次々と日本のアニメーション映畫が公開されているのだろう?これは、昨年の「STAND BY ME ドラえもん」が記録的な興行収入となったことと無関係ではない。同作品は、中國で公開される日本のアニメーション映畫にとっては、ターニングポイントとなった。昨年4月、日本より約1年おくれて公開となった同作品の中國における興行収入は5億4千萬元(約86億4千萬円)と、日本の興行収入を超えるという、驚くべき記録となった。この記録に中國の洋畫配給市場と日本のアニメ界が大きな刺激を受け、今年の日本のアニメーション映畫ブームにつながった。
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