2016年11月29日、環(huán)球網(wǎng)によると、韓國(guó)外交部は28日、中韓の間で注目されている「限韓令（韓流禁止令）」について、中國(guó)側(cè)に憂慮の意を伝えたことを明らかにした。

高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備を決めた韓國(guó)への制裁措置と言われている「限韓令」は、中國(guó)國(guó)內(nèi)から韓流コンテンツを締め出そうというもの。韓國(guó)外交部の発表によると、中國(guó)江蘇省揚(yáng)州市でこの日開かれた「中韓公共外交フォーラム」に出席した趙賢東（チョ?ヒョンドン）公共外交大使は中國(guó)外交部の銭洪山（チエン?ホンシャン）部長(zhǎng)助理と會(huì)い、「中國(guó)の『限韓令』によって韓國(guó)國(guó)內(nèi)には憂慮が広がっている」と伝えた。

中國(guó)文化部の公式サイトでは10月以降、韓流スターの中國(guó)での公演に許可が下りていないことが明らかになっており、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースは「THAAD配備への報(bào)復(fù)のため、韓流禁止がいっそう強(qiáng)化された」との見方を示している。ただ、中國(guó)外交部の報(bào)道官は今月21日の定例記者會(huì)見で「いわゆる『限韓令』というものを聞いたことはない」と語(yǔ)り、「わが國(guó)は中韓の人文交流に積極的な態(tài)度を取ってきた。ただ、両國(guó)の人文交流は民意に基づいて行うべきだ」と発言。その上で、「中國(guó)は韓國(guó)のTHAAD配備に斷固反対する。中國(guó)國(guó)民も配備に不満を示しており、関係者はこの國(guó)民感情に関心を寄せなければならない」と指摘した。（翻訳?編集/野谷）