人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2016年12月2日(金) 19時(shí)20分
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留學(xué)や仕事でせっかく北京に來(lái)ても、「中國(guó)人の友達(dá)がなかなかできない」、「定番の中華料理ばかりで、もっとディープな中國(guó)を知りたい」という人は多いのではないだろうか。
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留學(xué)や仕事でせっかく北京に來(lái)ても、「中國(guó)人の友達(dá)がなかなかできない」、「定番の中華料理ばかりで、もっとディープな中國(guó)を知りたい」という人は多いのではないだろうか。今回は人民大學(xué)卒業(yè)後、仕事の傍ら食や文化に関する日中交流イベントを自ら企畫(huà)?運(yùn)営している馬鴻志さんをご紹介したい。(北京滯在歴8年)
【その他の寫真】
馬さんが初めて中國(guó)に訪れたのは、北京オリンピックが開(kāi)催された2008年。日中ハーフの彼は中國(guó)人の父親の姓を名乗っているが、生まれも育ちも日本で、以前は中國(guó)語(yǔ)が全くできなかったという。そんな矛盾から決意した中國(guó)留學(xué)。1年間の語(yǔ)學(xué)留學(xué)で中國(guó)に魅了された彼は北京の人民大學(xué)に進(jìn)學(xué)して4年間國(guó)際政治を?qū)Wび、在學(xué)中から積極的に中國(guó)人學(xué)生や留學(xué)生たちとの交流をはかったという。卒業(yè)後は、仕事との兼ね合いもあり、なかなか新しい友人との出會(huì)いがなかったり、日本から友人が遊びに來(lái)て、もっとディープな中國(guó)を知ってほしいと思いながらも、結(jié)局は北京ダッグや火鍋のような定番の場(chǎng)所に案內(nèi)するという日々だったという。
そんな現(xiàn)狀を打破しようと馬さんが考えたのが「友人の輪を広げていくことで、新たな情報(bào)を入手する」というもの。第1回目の「食べ會(huì)(中國(guó)語(yǔ)名:吃會(huì))」は友人に友人を紹介してもらう形で開(kāi)催。その後も中國(guó)で広く使われているSNSの微信(WeChat)を活用し、新たに加わったメンバーからさらに友人を紹介してもらい「食べ會(huì)」の輪を広めている。參加メンバーは國(guó)別で中國(guó)人が7割、日本人が2割、その他の國(guó)が1割程度だという。
現(xiàn)在「食べ會(huì)」は毎週1回のペースですでに30回以上開(kāi)催されており、リピーターも少なくない。大勢(shì)で円卓を囲んで食べるカジュアルなスタイルのため、參加者側(cè)にとっても參加のハードルは比較的低い。
日本語(yǔ)教室で馬さんと知り合い、食べ會(huì)に誘われたという華さん(ペンネーム)は、今回で參加は3回目。食べ會(huì)に參加してよかった點(diǎn)は「今まではあまり関わりを持てなかった性別や年齢、國(guó)籍が異なる様々な人たちと楽しく食事をしながら、異文化交流ができること。それに、美味しいものも食べられるのがとてもうれしい」ことだという。
また最も印象深かった點(diǎn)は「食べ會(huì)に參加した時(shí)、馬さんが広い交友関係を持ち、さらにそれを広げようと様々なイベントを企畫(huà)していることにとても感銘を受けた?!工饯筏啤⑷Aさんもこれをきっかけに色々な人と交友関係を持ちたいと思ったそうだ。このように交流の輪が広がっていくところを目の當(dāng)たりにできるのもこの食べ會(huì)の魅力のようだ。
また食べ會(huì)以外にも、馬さんは月に一度「日本文化サロン」を開(kāi)いている。日本文化に興味のある中國(guó)人向けに、普通の日本語(yǔ)教室では教えないようなディープな日本文化を紹介する會(huì)だ。
今回のテーマは「日本のお酒」。參加者たちは「木苺(きいちご)」や「口噛み酒(くちかみさけ)」などあまり耳慣れない単語(yǔ)を馬さんに続いて復(fù)唱し、積極的に學(xué)ぼうとしていた。特に日本酒のラベルの見(jiàn)方に関する説明は、日本旅行へ行った時(shí)の參考にするのか、たくさんの質(zhì)問(wèn)が飛び交った。休憩時(shí)間には日本酒と軽食を提供し、試飲體験を行うという內(nèi)容の充実さに參加者も非常に満足した様子。日本語(yǔ)を習(xí)い始めたばかりの參加者はもちろん、日本に留學(xué)経験があり、日本文化をさらに深く知りたいという參加者にとっても、有意義な活動(dòng)と評(píng)判だ。馬さんは「このサロンを通じて、外國(guó)から伝わった文化を獨(dú)自の形として進(jìn)化させることができる日本の良い點(diǎn)を知ってほしい」とその目的を語(yǔ)ってくれた。
こうして人の輪を広めている馬さんだが、ハーフゆえの葛藤が無(wú)いわけではない?!竾?guó)籍はどこなの?」「なぜもう一つの國(guó)の言葉をネイティブレベルで話せないの?」?!弗烯`フ」や「クォーター」、「帰化者」は周囲からのこうした質(zhì)問(wèn)に対し、反応に困った経験が少なからずあるのではないだろうか?
馬さんも中國(guó)人の父親の姓を名乗っているが、生まれた時(shí)から日本で暮らしているため、留學(xué)前は中國(guó)語(yǔ)を話すことができなかった。周囲からは「中國(guó)人じゃないの?」、「(中國(guó)人の姓なのに)なぜ中國(guó)語(yǔ)を話せないの?」といった質(zhì)問(wèn)を何度もされるたびに相手が自分以上に自分の國(guó)籍にこだわっていることを窮屈に感じたという。
留學(xué)して様々な國(guó)や生い立ちの人々と出會(huì)い、歐米諸國(guó)などでは國(guó)籍にそこまでこだわらないことが見(jiàn)えてきたと馬さん。ハーフが大半を占める歐米などでは、ハーフでも周囲からどちらか一つの國(guó)籍を「強(qiáng)制的」に選択させられるようなことがないからだ。それに比べるとアジアでは國(guó)籍にややこだわる傾向があるというのが馬さんの見(jiàn)解だ。仕事や交流をする際、周囲はどうしても「日本人としての自分」を求めてくるため、敢えてそれを表に出して行動(dòng)することもあるという。
アジアでは「アイデンティティが沢山ある人」を受け入れることにやや抵抗感があるため、「どちらか一方」にこだわりたいのかもしれない。中國(guó)で日本を紹介する。ハーフという二つの國(guó)にルーツがあるというを強(qiáng)みを生かして交流の輪を広げる馬さん。食べ會(huì)ではより多くの人々に情報(bào)を発信できる方法として、SNSの公式アカウント開(kāi)設(shè)を進(jìn)めている。また日本文化サロンでも、今後も様々な日本文化を紹介していく計(jì)畫(huà)だ。次回のテーマは日本の「祭り」を予定。食べ會(huì)も文化サロンも、日本に行きたくなるようなイベントを目指し、今後さらにこの活動(dòng)の輪を広げ、さらに規(guī)模を大きくしていきたいという。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?洪東実)
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REDカワサキ
2016/11/29
Record China
2016/11/25
2016/11/17
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2016/11/12
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