2016年12月3日、仏ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）によると、臺灣の蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)が米國のドナルド?トランプ次期大統(tǒng)領(lǐng)と電話會談を行ったが、これが米中関係や中臺関係を揺り動かす一手になっている。

直接の電話會談は、40年続いた米中臺三角関係の暗黙のルールを破るもので、中國にとっては寢耳に水となった。消息筋によると、この直接対話は何者かのアドバイスを受けてのものだったという。

蔡総統(tǒng)に誰がアドバイスをしたのか、香港紙?蘋果日報（アップルデイリー）は「何者かの助言を得ているということは、重大で象徴的だ」とする中國の専門家の見方を紹介?！钢信_関係がこう著狀態(tài)に陥っている中での電話會談は象徴的な意義が大きい」と指摘した。

トランプ次期大統(tǒng)領(lǐng)の外交顧問で、選挙前に臺灣を訪れていたヘリテージ財団のエドウィン?フールナー氏が関わっている可能性が高いとみられる。CNNはディック?チェイニー元副大統(tǒng)領(lǐng)とアジア政策顧問のスティーブン?イェーツ氏が電話會談を手配したと報じたが、絶好のタイミングでこの直接対話を?qū)g現(xiàn)させたことは、蔡総統(tǒng)の側(cè)近も対米工作能力が高いことを示すところともなった。

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)率いるホワイトハウスは、米國は中國を唯一の正式な政権だとする政策に変更はないとあらためて表明したが、今回の電話會談は中國政府の神経を逆なでし、中國の王毅（ワン?イー）外相が「臺灣のくだらない小細(xì)工」と強(qiáng)く非難したことが報じられている。（翻訳?編集/岡田）