人民網(wǎng)日本語版 2016年12月5日(月) 21時(shí)30分
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ご飯は、中國の多くの一般家庭でも主食として食卓に並ぶ。そんな米がここ數(shù)年、中國では、「海外からお取り寄せ」される商品となり、500グラム數(shù)十元の高価なものも少なくない。資料寫真。
ご飯は、中國の多くの一般家庭でも主食として食卓に並ぶ。そんな米がここ數(shù)年、中國では、「海外からお取り寄せ」される商品となり、500グラム數(shù)十元(1元は約16.5円)の高価なものも少なくない。
お米の専門家?劉厚清さんは取材に対して、「食感に関しては、各個(gè)人の主観である程度評価が異なるが、客観的に見ると、海外から取り寄せた米は中國市場の米とは確かに品質(zhì)に差がある」とし、「中國の國産米と日本産の米を比較テストしたことがある。米粒を見ると、中國の米は欠けているものが多く、洗う時(shí)は、でんぷんの量が多いため7-8回洗わなければならない。一方、日本産の米は、2-3回洗うときれいになる」と説明した。
米になぜそれほど差が出るのだろう?
劉さんによると、「基準(zhǔn)がその主な原因」?!该驻螛I(yè)界を見ると、中國には基準(zhǔn)がないのではなく、多くの高い基準(zhǔn)も制定されている。ただ、基準(zhǔn)が大まかで、『生産量』に重點(diǎn)を置いた基準(zhǔn)が多い。『おいしさ』よりも『お腹を満たす』ことに重點(diǎn)が置かれている。そのため、消費(fèi)者の新たなニーズを満たすことができない」と指摘している。
日本では、米の育種、田植え、収穫、加工、保存、販売など、全ての部分に明確な基準(zhǔn)がある。これらの基準(zhǔn)を設(shè)定する主な目的が、「米が消費(fèi)者の口に入った時(shí)に、香ばしい香りを楽しめるようにするため」。例えば、含まれるタンパク質(zhì)の量は米の食感に大きな影響を與えるため、日本では、その含量が8%以下になっている。劉さんは、中國の多くのブランド米を検査したところ、タンパク質(zhì)の含有量が総じて多く、平均約9%。10%近いものもあったという。また、新鮮さを保つために、日本の精米は通常、賞味期限が「3カ月」以下になっている。これほど厳しい基準(zhǔn)の制定は、中國では非常に難しい。
中國國際ブランド管理センターの許京センター長は、「基準(zhǔn)は市場において、全ての商品の合格ライン。その役割は非常に大きい。多くの先進(jìn)國と比べて、中國の多くの業(yè)界の基準(zhǔn)は全體的に低いか、大まか過ぎる。そのため、中國の米の基準(zhǔn)は、『國外では不合格になるのに、中國市場では合格になる。國外の合格品が、中國では高品質(zhì)商品になる』という、矛盾が起きる商品を生む誘因となる」と指摘する。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN)
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