2017年3月8日、中國メディアの西安網(wǎng)が、安倍長(zhǎng)期政権で日本は必ず行き詰ると主張する記事を掲載した。

記事は、5日の自由民主黨大會(huì)で、総裁任期を現(xiàn)行の「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長(zhǎng)する黨則改正が正式に決定したことを紹介。これは安倍首相が最長(zhǎng)2021年まで首相を務(wù)める可能性があることを意味していると伝えた。

これに対し、日本社會(huì)からは心配の聲が出ていると指摘。安倍首相による長(zhǎng)期政権となるならば、日本は必ず行き詰ることになると主張した。

その理由として記事は、安倍首相の政権?fù)?dān)當(dāng)能力を疑問視。日本國內(nèi)の経済発展と國民生活の改善に取り組み、海外60カ國を訪問しているにもかかわらず、たいした成果を出せていないと論じた。そしてむしろ、アベノミクスは基本的にその効果を失っており、失業(yè)者の増加など就業(yè)問題が増大していて、國民から不満の聲が出ていると主張。國際的にも米國に対しては頭が上がらず、ロシアには外交の主導(dǎo)権を握られていると指摘した。

さらに、安倍首相による長(zhǎng)期政権となるならば、それは自民黨內(nèi)に適切な人材がいないことを意味しており、「大將不在の蜀、廖化を先陣とする」（適當(dāng)な人材がいないため、今ひとつという人物を起用せざるをえないという意味）という中國のことわざのような狀態(tài)だと論じた。

結(jié)論として記事は、日本の首相は國民によって直接選ばれたわけではなく、この數(shù)年間の安倍政権の運(yùn)営で多くの國民からの反感を買っていると主張。日本は正常な國家になることを目指しているものの、安倍首相はその適任者ではなく、むしろ日本を永遠(yuǎn)に「正常ではない國」とすることになるだろうと結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）