人民網日本語版 2016年12月5日(月) 23時30分
拡大
フィギュアスケートアニメ「ユーリ?。?! on ICE」が選手の間でも話題となっている。資料寫真。
申雪?趙宏博ペアや4年に1度開催される冬季五輪に関する話題を別にすれば、圧倒的多數の中國人にとって、氷上スポーツはやはり日の當たらぬ競技であろう。だが、ある日本のアニメーション作品によって、フィギュア男子シングルスが、アニメ?マンガ界のオタク男女の間で熱く語られるテーマとなった。日本ひいては中國を含む多數の國だけではなく、さらにはスポーツ界でも爆発的にヒットしたのが、このフィギュアスケートアニメ「ユーリ?。?! on ICE」だ。天津日報が伝えた。
この物語は、いわゆる「スポーツ根性」アニメの王道からスタートする。日本フィギュアスケートのホープである主人公の勇利は、初めて出場したフィギュアスケートグランプリファイナルで大敗した。太りやすい體質とメンタルの弱さが原因で、最初の晴れの舞臺で大きな失敗をしてしまったのだ。
その後、偶然の巡り合わせで、憧れのロシア名選手ヴィクトル?ニキフォロフがコーチとなる。2人が衝突や和解を経ながら研さんを積むことで、勇利は自分の壁を乗り越え続け、世界各國のトップ選手との対決を通して、自分の殻を破って素晴らしい演技ができるようになっていく。
多くの人が、この作品に登場する人物のモデル探しに熱中している。たとえば、スイスの名選手ステファン?ランビエールは、アニメでは同じくスイスのクリス選手のモデルだと想定される。さらに、ランビエール選手は、もう一人の男性主人公であるヴィクトル?ニキフォロのイメージにも重なるものがある。というのも、ランビエールは現(xiàn)在、コーチとして活躍しているからだ。
このほか、アニメでは、ヴィクトル?ニキフォロが現(xiàn)役時代に表彰式で身に著けていた品物にそっくりのものも登場した。米國の有名選手のジョニー?ウィルが某大會の表彰式でかぶっていた花冠と同じような冠がアニメにも見られた。
さらに面白いことに、ランビエールであれウィアーであれ、寫真が真実を物語る証拠となっており、彼らもこのアニメに注目している?!弗榨%濂ⅳ问澜缗酢工违ē榨播衰?メドベージェワもこのアニメの大ファンで、シーズン中にも、アニメでナレーションをしている聲優(yōu)とツイッターでやり取りをしたという。
また、とても不思議なことに、このアニメは多くのテクニカルに関するスペシャリストを生み出し、詳細な技術分析を行っている。
注目すべきは、日本のアニメ?漫畫作品の中で、「スポ根」は、昔から人気の高いテーマだったことだ。初期の古典的作品「スラムダンク」から、現(xiàn)在の「黒子のバスケ」まで、さらには、「キャプテン翼」、「タッチ」から、ついに「殺人事件」が発生した「テニスの王子様」まで軒並み、アニメ?漫畫ファンが大好きな作品ばかりだ。
今年10月の新作だけでも、「ユーリ?。。?on ICE」と「ハイキュー??! 烏野高校 VS 白鳥沢學園高校」の2作がいずれもスポーツをテーマとした作品で多くのファンを擁しており、大きな人気を集めている。実は、2014年に「ピンポン」というアニメ作品が放送され、高視聴率を獲得した。日本の卓球代表が2020年東京五輪には中國代表を打ち負かすと宣言したこともあり、現(xiàn)実とリンクしていて実に興味深い。(提供/人民網日本語版?編集/KM)
Record China
2016/12/1
Record China
2016/11/30
Record China
2016/11/29
Record China
2016/11/22
Record China
2015/12/11
ピックアップ
この記事のコメントを見る