2016年12月8日、中國(guó)で日本のアニメ作品「君の名は。」が公開(kāi)され、好評(píng)を博しているが、中國(guó)のある大學(xué)教員がその人気を分析する記事を自身のSNSに掲載した。「金曜に學(xué)生數(shù)人との面談を予定したが、次々に斷られた。その理由は、『「君の名は。」を見(jiàn)に行くから』だった」という。

「君の名は。」が日本で公開(kāi)されると、ネット上に映像データが流出。誰(shuí)でも無(wú)料で視聴できる狀態(tài)になっていた。しかし、それでも中國(guó)での公開(kāi)初日である2日（金曜）に映畫(huà)館で見(jiàn)るのが當(dāng)然だと考える中國(guó)のファンは少なくなかった。

興味を抱いたこの大學(xué)教員は、自身も作品を見(jiàn)に行ったという。新海誠(chéng)監(jiān)督の作品を好む人々は、子どもの頃から日本のアニメ作品を見(jiàn)てきた世代で、恐らくこれからもずっと見(jiàn)ていくだろうと予測(cè)しつつ、物語(yǔ)の展開(kāi)と映像美、素晴らしい音楽に感動(dòng)し、「ラストシーンには心から震えた」と素晴らしさを認(rèn)めている。

新海監(jiān)督が同作品は東日本大震災(zāi)で打撃を受けた人々を慰める目的で製作したと語(yǔ)ったことを踏まえ、大學(xué)教員は、深刻な自然災(zāi)害が頻繁に発生する中、2人がすれ違うというシーンを通じて、いつなくなってもおかしくない日常の一瞬一瞬こそがすべてだ、人の愛(ài)情は貴重な一瞬と偶然が重なり合ったものだということを伝えているのだと分析した。

大學(xué)教員は、「君の名は?！工未螗谣氓趣?、アニメファンの中には不満を抱いている人もいるようだが、この作品で表現(xiàn)されている世界観が多くの人々から喝采を得ているのは確かなことだとつづっている。（翻訳?編集/岡田）