第2の「華南トラ」事件？今度は「チベットカモシカ」の捏造が発覚―中國(guó)

2008年2月17日、中國(guó)でまたもや野生動(dòng)物の捏造寫真が発覚した。今度は國(guó)営中央電視臺(tái)（CCTV）「2006年10大ニュース寫真」銅賞に輝いた「野生動(dòng)物に命の道を切り拓く青蔵鉄道」という寫真の「チベットカモシカ」という。人民日?qǐng)?bào)（電子版）が伝えた。

この寫真は青蔵鉄道を通過(guò)する列車とチベットカモシカの群れがちょうど交差するという、珍しい“決定的瞬間”をフィルムに収めたもの。事の発端は今月12日、世界最大の中國(guó)語(yǔ)の寫真愛(ài)好家サイト「色影無(wú)忌」に、「チベットカモシカの寫真は合成」と書き込まれたスレッド。あっという間に12萬(wàn)件以上のアクセスが集中し、コメント數(shù)も1500を超えた。第2の「華南トラ」事件の勃発か？と大騒ぎになる。

このスレッドを立ち上げたハンドルネーム“dajiala”によると、「寫真の下の部分に不自然な線が見(jiàn)える」という。まるで2枚の寫真を合成したかのようだとのこと。さらにその後、多くのネットユーザーによる「検証」の結(jié)果、「臆病な習(xí)性にも関わらず、列車通過(guò)時(shí)の騒音の中、群れが整然と前進(jìn)している」、「違う時(shí)期に撮影したと紹介する別の寫真の“石”が、なぜか全く同じ」という新たな矛盾點(diǎn)が発見(jiàn)された。

この寫真の撮影者である劉為強(qiáng)（リウ?ウェイチアン）氏はすでに、寫真が「合成である」ということを認(rèn)めているという。一般ユーザーにも簡(jiǎn)単に見(jiàn)破れる簡(jiǎn)単な“トリック”を、CCTV選考委員の専門家たちがなぜ見(jiàn)破れなかったのか？

チベットカモシカはチベット高原など一部地域でしか生息しない希少動(dòng)物で、國(guó)家1級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されている。（翻訳?編集/NN）