2016年12月12日、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)が15日に來日するのを前に、世耕対ロ経済協(xié)力相?経済産業(yè)相が日本記者クラブで會見し、16日に安倍首相との間で文書の調(diào)印?交換が行われることを明らかにした。

【その他の寫真】

11月にペルー?リマで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協(xié)力會議)の際、日ロ間で合意した約30項(xiàng)目の経済協(xié)力について、「ロシア側(cè)との協(xié)議が順調(diào)に進(jìn)んでいる」と表明。その上で両國政府は小児醫(yī)療?長壽や都市環(huán)境開発など8項(xiàng)目の「経済協(xié)力プラン」を協(xié)議していることを表明した。

北方領(lǐng)土問題が未解決のまま日本の経済協(xié)力だけが進(jìn)展し、「経済協(xié)力が日本の一方的な持ち出しに終わるのでは」との見方がくすぶっていることについて、「必ず融資?投資して返ってくるプロジェクトを選んだ。いわゆる『食い逃げ論』は當(dāng)てはまらない」と強(qiáng)く反論した。その上で、ロシアが先行するサイバーセキュリティーや廃爐技術(shù)を例に「ロシアから協(xié)力してもらうものもある?；イい说盲毪猡韦ⅳ毳抓楗螭馈工葟?qiáng)調(diào)した。

さらに世耕大臣は「これまでにない規(guī)模とスピードで経済協(xié)力が進(jìn)展することで、政治にいい影響を與える」として、経済協(xié)力が領(lǐng)土交渉の進(jìn)展に結(jié)びつくことを期待した?！?/p>

主要7カ國（G7）による対ロシア制裁措置については、「経済協(xié)力プランが制裁にふれないか、入念に確認(rèn)している。ウクライナ問題でのG7の連帯を亂すようなことはない」と指摘。ロシアからの電力調(diào)達(dá)の可能性について「課題が多くあり、まず第一に経済的に成り立つかどうか。日本の中での発電より経済的にメリットがあるかよく検討していかなければならない。現(xiàn)段階でロシア側(cè)と合意しているのは、研究を進(jìn)めていくという點(diǎn)だけだ」と述べた。

このほか「日本とロシアの取引は、日中間取引に比べ、貿(mào)易で10分の1、累積投資額でで80分の1と非常に少ない」と指摘、発展の余地は大きいと強(qiáng)調(diào)した。

プーチン大統(tǒng)領(lǐng)と安倍首相との會談について、日ロ外交専門家は「ロシアの主権を認(rèn)める北方4島での『共同経済活動』を呼びかけたプーチン大統(tǒng)領(lǐng)が外交的には一枚上手である」と指摘。「領(lǐng)土問題、平和條約などでの進(jìn)展はない」との見通しを示している。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。