2016年12月20日、韓國?中央日?qǐng)?bào)によると、「チャロ」と名乗る韓國の“ネットユーザー捜査隊(duì)”が、長い間追い続けてきたセウォル號(hào)沈沒事件の真実を公開すると発表し、韓國のネット上で話題を集めている。

チャロは19日夜、自身のSNSで「これまでに僕が見つけ出したセウォル號(hào)の真実の痕跡を世界に公開する」と明らかにした。チャロは「膨大な資料を検討し、ついに1つの結(jié)論にたどり著いた」とし、「僕は真実を見たと自信をもって言える」と強(qiáng)調(diào)した。チャロはその結(jié)論をドキュメンタリーにして25日に公開するという。

19日に公開された告知ティーザー映像で、チャロは「すべての接觸には痕跡が殘る」という犯罪學(xué)者エドモンド?ロカールの言葉を引用し、「セウォル號(hào)事故が起きた8時(shí)49分に何があったのか？」と質(zhì)問を投げかけている。

韓國のネットユーザーがチャロに注目している理由は、チャロがこれまでに何度も、その卓越した推理力を披露してきたためだ。チャロは2013年末、あるソーシャルメディアのアカウントが世論操作に利用された事実を確認(rèn)した後、主要ポータルサイトに同じIDがある事実を暴き、メディアに公開した。その後、チャロは元世勲（ウォン ?セフン）國家情報(bào)院長（當(dāng)時(shí)）の選挙法違反容疑を擔(dān)當(dāng)する裁判部が、自身が追跡したソーシャルメディアのアカウントを証拠として認(rèn)め、元世勲國家情報(bào)院長の有罪判決を?qū)Гい郡戎鲝垽贰⒁卉S有名となった。

その他にも、チャロは2014年6月、文化體育観光部長官に內(nèi)定していた鄭成根（チョン?ソングン）氏の「政治的偏向」発言をまとめて公開し、鄭氏を辭退に追い込んだ。昨年1月には、新政治民主連合（現(xiàn)在の共に民主黨）が新たな黨代表を選出するための選挙運(yùn)動(dòng)を行う中で、樸智元（パク?チウォン）候補(bǔ)が文在寅（ムン?ジェイン）候補(bǔ)を誹謗するツイートを大量に流しているとの疑惑を提起した。

これについて、韓國のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「真実がうそに勝つ日が來るようだ。期待している」

「事前に発表すべきでない。家宅捜索に入られたらどうする？今すぐに公開して」

「チャロを応援しているが、同時(shí)に心配している。何者かに誘拐されるかもしれないから気を付けて」

「正直、セウォル號(hào)が沈んでいる間に樸大統(tǒng)領(lǐng)が美容整形をしていたかどうかはどうでもいい。一番知りたいのは、なぜセウォル號(hào)は沈んだか、なぜ子供たちを救助しなかったかについて」

「チャロの努力と犠牲になった子供たちのことを考えると涙が出る。無能な大統(tǒng)領(lǐng)を選んでしまって申し訳ない」

「チャロのような人が増えれば韓國社會(huì)はクリーンになる」

「星になった子供たちへのクリスマスプレゼントだね。あの日、大統(tǒng)領(lǐng)府では一體何があったのだろう？」（翻訳?編集/堂本）