「南水北調(diào)」プロジェクトから2年、南方の水を飲む北方住民は8700萬人―中國

人民網(wǎng)日本語版    2016年12月15日(木) 8時(shí)50分

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12日、10年あまりの建設(shè)期間を経て、「南水北調(diào)(水不足解消のために中國南方地域の水を北方地域に送りこむプロジェクト)」の中東部ライン工事が完成し、給水が実現(xiàn)して満2年となった。

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12日、10年あまりの建設(shè)期間を経て、「南水北調(diào)(水不足解消のために中國南方地域の水を北方地域に送りこむプロジェクト)」の中東部ライン工事が完成し、給水が実現(xiàn)して満2年となった。世界で最も壯観な水利事業(yè)の一つである同プロジェクトは、2年間の給水を通じ、経済?社會(huì)?生態(tài)に対する多大な実利的総合効果を得た。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

その他の寫真

「南水北調(diào)」中東部ラインは、北京?天津の両直轄市および河北、河南、山東、江蘇各省の33地級(jí)レベル都市を網(wǎng)羅している。中部、東部ライン第一期工事が全面的に完成し、給水がスタートして以來2年、同エリアの住民8700萬人がその恩恵にあずかり、用水の確保、生態(tài)システムの修復(fù)、干ばつ?洪水対策など各方面で総合的な効果が得られた。

南方の水を北方に送り込むことで、給水されるエリアの水質(zhì)にも大幅な改善が見られた。北京市自來水集団のモニタリングデータによると、「南水北調(diào)」の給水を使った後、水道水の硬度は、従來の1リットルあたり380ミリグラムから120?130ミリグラムまで低下した。河南受水エリアでは、多くの家庭で浄水器が「お役御免」となり、観賞魚の飼育にも、直接水道水が使えるようになった。

北京や天津など6省?市の受水エリアでは、水源を現(xiàn)地の地下水から「南水北調(diào)」の転換する作業(yè)が加速され、地下水の採取量はすでに2億7800萬立方メートル軽減された。また、北京市、河南省許昌市市街地、山東省の平原地區(qū)など地下水の採取量が過度だった地域では、地下水の水位がすでに回復(fù)傾向にあるという。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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