2016年12月15日、臺灣の蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)が、米外交専門誌「フォーリン?ポリシー」による2016年版の「グローバル?シンカーズ（世界的思想家）100人」に選出されたことに、中國メディアが反発している。

臺灣?中央通訊社によると、フォーリン?ポリシーは、蔡氏について「10月10日の雙十節(jié)（建國記念日に相當(dāng)）の演説で、『中華民國』が存在する事実と臺灣の人々が民主制度を信じていることを正視するよう中國側(cè)に呼びかけ、圧力に屈服しない姿勢を示した」などと評した。

一方、中國共産黨機関紙「人民日報」傘下の國際紙「環(huán)球時報」は、蔡氏の選出を「國際的な笑い話だ」などと批判する専門家の見解や、蔡氏の支持率が下がり続けていることを皮肉る臺灣ネット上の聲を紹介するなど反発している。（翻訳?編集/柳川）