<點描?北京五輪>朝倉浩之の眼?東アジア選手権、中國は”韓國恐怖癥”克服できず。日本戦に向け…

Record China    2008年2月19日(火) 10時36分

拡大

やはり中國の「韓國恐怖癥」は解消されなかった… そういう質問が出ると、ベドロビッチ代表監(jiān)督は言う。「そうやってメディアが無駄なプレッシャーをかけるのはやめてほしい」

(1 / 15 枚)

■■■■■2008年02月18日■■■■■

その他の寫真

やはり中國の『韓國恐怖癥』は解消されなかった…

そういうと、ベドロビッチ代表監(jiān)督に言う?!袱饯Δ浃盲匹幞钎%ⅳ瑹o駄なプレッシャーをかけるのはやめてほしい」

試合後のベドロビッチ監(jiān)督に対する質問は、多くが「対韓國問題」だったが、それに対して、彼は逆にそう「要望」をした。だが、メディアやサッカーファンが、代表チームにさまざまな思いを重ねて応援するのは自由だ。そんな大きなプレッシャーを一身に受けながら、ピッチに立つのが代表チームの務めであり、そこで勝っていくのが彼らの使命だろう。

重慶で行われるサッカー東アジア選手権の開幕戦で、中國は韓國と対戦。一時はリードしたものの、結局、ロスタイムに決勝點を奪われ、中國は2?3で敗れた。中國は1978年12月のバンコク?アジア大會で敗れて以來、30年間、韓國には勝っていないということになる。

中國は、W杯アジア予選のイラク戦とはフォーメーションを代え、442で臨んだ。また五輪代表の主力である周海濱(ジョウ?ハイビン)と朱挺(ジュー?ティン)を先発させるなど、総監(jiān)督として一歩引いた地位にあるドゥイコビッチの色がかなり強い布陣となった。

だが、前半から、中國の動きは非常に鈍かった。ボールに対して消極的な姿勢が目立ち、いい位置でボールを奪っても、もたついている間に、奪い返されるというパターンが目立った。

前半1點を先制された中國だが、後半の序盤は、これが同じチームかと思うほど、動きが軽やかになった??证椁烯`フタイムでの修正が効いたのだろうが、イレブン全體の動きがかなりスピードアップした。

ようやくエンジンがかかってきたということだろうが、それも長くは続かなかった。一時は2?1と逆転したものの、結局、追いつかれ、試合終了直前に韓國に決勝點を許して、中國は敗れた。

韓國は主力選手を欠き、若手が中心となったチーム。だが、そんな韓國相手でも、テクニック、強さともに上回ることはできなかった。シュート數が中國7、韓國14という數字からも、両チームの力の差が得點差以上であったことがうかがい知れるだろう。

だが、今大會の目的は決して『韓國に勝つこと』ではないはず。あくまでも3月のW杯予選、オーストラリア戦であり、そこに向けて、好材料と悪材料を探し出すことである。試合後のベドロビッチ監(jiān)督の「“韓國恐怖癥”は言わないで」発言も、その真意はそこにあるのだろう。

そういう意味で言えば、後半開始早々の中國イレブンは今後に希望の持てるものだった。自分たちのリズムに試合が変わってきたときに、きちんとゴールを重ねられたことも、大きな収穫といえるだろう。先日のイラク戦で曲がりなりにも、勝ち點1を取った中國は、決して「圧倒的な強み」はないものの、少しずつ、キラリと光るものを試合中、見せてきていると思う。

序盤から中盤にかけて、「ふがいない」サッカー」が続いたことに批判の聲もあるが、緊張もあっただろうし、試合には必ず、「上がり下がり」があるはず。もちろん、バイオリズムの低い時間は短ければ短いほどいいし、落ち込みが小さければ小さいほどいいわけだが、それも含めて、サッカーの面白さ…ではないか。

ただ、問題はイエローの多さ。今回も中國は5枚の警告を食らった。一方の韓國はゼロ。特に、ゴールを決めた選手が興奮のあまり、ユニフォームを脫いでしまって受けた1枚。そして、判定に不服で審判に食ってかかった時に受けた1枚など、5枚のうち3枚は『必要のないイエロー』だった。予選落ちした去年のアジア杯では、カギとなる試合に主力がイエロー累積で欠場したことが大きく響いた。これをやっている限り、中國代表には、アジアの代表として、W杯に參戦する資格はないだろう。

20日、中國は日本と対戦する。昨日の試合後、ベドロビッチ監(jiān)督は日本対北朝鮮を貴賓席で観戦。中國メディアの取材によると、日本代表について「パスワークがうまい」と感想を語ったが、「中國はすでにプレッシャーから解き放たれた。韓國戦よりは狀態(tài)はいい」と自信を示した。課題は「自信を持つこと」そして「エンジンのかかりを早くすること」と序盤の試合運びが大きなポイントだと述べた。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■■■■■■■■■

■プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大學卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?,F在は中國にわたり、中國スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國國際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜