Record China 2016年12月19日(月) 10時(shí)50分
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18日、サッカーのクラブワールドカップ決勝が行われ、開催國(guó)枠で出場(chǎng)した鹿島アントラーズが歐州王者のレアル?マドリードを相手に延長(zhǎng)戦の末、惜敗した。中國(guó)のメディアやネットユーザーは、鹿島の善戦を稱えている。寫真は日産スタジアム。
2016年12月18日、サッカーのクラブワールドカップ決勝が日産スタジアムで行われ、開催國(guó)枠で出場(chǎng)した鹿島アントラーズが歐州王者のレアル?マドリードに延長(zhǎng)戦の末敗れた。中國(guó)のメディアやネットユーザーは、鹿島の善戦を稱えている。
試合は9分、モドリッチの強(qiáng)烈なミドルシュートをGK曽ケ端がはじいたところにベンゼマが詰めてレアルが先制。しかし、鹿島は44分に左サイドからのクロスを受けた柴崎が左足でボレーを決め同點(diǎn)に追いつく。さらに後半に入って52分、中央でボールを拾った柴崎が相手DFをかわしてペナルティーエリアの外から放ったミドルシュートが決まり、鹿島が逆転に成功する。
しかし、レアルも58分にバスケスが倒されて得たPKをクリスティアーノ?ロナウドが決めて2?2の同點(diǎn)に追いつく。その後はレアルのペースで試合が進(jìn)むが、鹿島も後半終了間際に決定的なシーンをつくるなど譲らず。途中、鹿島の金崎がイエローカードを1枚受けているセルヒオ?ラモスに背後からのチャージを受け倒れたシーンでは、主審はいったんイエローカードを出す素振りを見せたものの結(jié)局出さないという不可解な判定も見られた。
試合はそのまま延長(zhǎng)戦に入り、98分、104分とC?ロナウドが立て続けにゴールを決め、レアルが4?2と突き放す。鹿島も最後までボールを追ったが、試合はそのまま終了。世紀(jì)の番狂わせとはならなかったが、鹿島が世界のトップクラブを相手に大善戦した試合だった。
この試合は、中國(guó)でも大きな注目を集め、スポーツメディアはビッグプレーがあるごとに詳報(bào)。試合後、網(wǎng)易體育は「アジアの誇り!鹿島が2ゴールでレアル?マドリードの優(yōu)勝を脅かす」と題する記事で、「延長(zhǎng)戦で優(yōu)勝を逃したが、90分では銀河系軍団から2ゴールを奪った。鹿島は全アジアの誇りである」と伝えている。また、別の記事では「金を積むのが王道か?鹿島が中國(guó)スーパーリーグの橫っ面をはたく、日本人選手だけでもレアル?マドリードにひるまず」と題し、大金で海外の有名選手を買い漁る自國(guó)リーグに疑問を投げ掛けている。
また、新浪體育は「負(fù)けはしたが栄譽(yù)!アジアは脇役じゃない!日本人選手だけの鹿島がレアル?マドリードを相手に延長(zhǎng)戦に持ち込む」と伝え、捜狐體育は「上海申花(ACLで鹿島と対戦の可能性)は気を付けろ!鹿島はレアル?マドリードを転覆直前に追い込んだ」などと驚きを持って伝えた。
中國(guó)のネットユーザーからは、鹿島が2?1とリードした時(shí)點(diǎn)で「信じられない」「アジアの光」「レアルを負(fù)かしてほしい!東アジアサッカーの奇跡を創(chuàng)ってくれ!」「全員が日本人選手、うらやましい」「鹿島はスゴい!アジアの最高レベルを存分に見せてくれている!頑張れ!」など、鹿島を応援するコメントが寄せられた。敗れた後にも、「この日本のチーム、本當(dāng)にスゴいよ」「90分の試合なら、拍手は鹿島に送るしかなかった」「鹿島アントラーズのサッカーは印象的だった。負(fù)けても栄譽(yù)を手にした」「これが差だ。世界とアジアの、そして中國(guó)と日本の」「公平に言って鹿島アントラーズは本當(dāng)に素晴らしかった。90分では世界のビッグクラブと互角に渡り合ったし、ラスト5分はレアルを圧倒していた」など、鹿島を稱えるコメントが數(shù)多く寄せられている。
サッカー熱の高い中國(guó)では、日本と同様にレアル?マドリードの熱狂的なファンも多いが、そんなファンがフォローする中國(guó)版ツイッターのレアル?マドリードニュースのアカウントでも鹿島への賛辭が散見されることからも、鹿島の戦いぶりがいかに中國(guó)のサッカーファンの心に響いたかは想像に難くない。(翻訳?編集/北田)
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