タイ?クラ地峽運河ができればマラッカ海峽通過不要に?。紸IIB?ADB協(xié)力で―「中國『一帯一路』と日中経済協(xié)力」フォーラム、東京で開催

八牧浩行    2016年12月20日(火) 10時20分

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北東アジア経済協(xié)力フォーラム「中國の『一帯一路』構(gòu)想と日中経済協(xié)力」が東京で開催された。同構(gòu)想について「公平性と透明性が保証されれば、日本企業(yè)は必ず積極的に參加することになる」との見通しが示された。

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2016年12月16日、北東アジア経済協(xié)力フォーラム「中國の『一帯一路』構(gòu)想と日中経済協(xié)力」(フォーラム実行委員會主催、アジア経済文化交流推進協(xié)會、香港文匯報など後援)が衆(zhòng)院第一議員會館で開催された。愛知知男?元衆(zhòng)院議員?防衛(wèi)庁長官が基調(diào)講演。中國との具體的な関わりを述べた上で、「今日中関係は重要な局面を迎えているが、長い友好の歴史を引き継いで発展させたい」と語った。

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同フォーラムでは海と陸のシルクロード「一帯一路」構(gòu)想をめぐり、榊原喜広?青森中央學院大客員教授、小枝義人?千葉科學大教授、文匯報の梁鐘文?日本支局長らが丹羽文生拓殖大海外事情研究所準教授の司會でパネルディスカションした。

梁鐘文氏は、「米國が政権交代後に(北東アジア地域での)影響力を弱める可能性がある」と指摘した上で、「中國、日本、韓國、臺灣など東アジアは経済力が拡大し続け、巨大なアジア市場をリード、世界の主役になる時代が到來しつつある」と指摘。日中経済には(1)日本には技術(shù)開発力とブランド力がある、(2)中國は加工生産力と市場を有する―など民間企業(yè)を中心に相互補完関係があると強調(diào)した。

また日本企業(yè)と「一帯一路」構(gòu)想にいついて、「公平性と透明性が保証されれば、日本企業(yè)は必ず積極的に參加することになる」と指摘。具體的に「タイ南部のクラ地峽での運河掘削事業(yè)が実現(xiàn)すれば、日本を含め多くの國がマラッカ海峽を通る必要がなくなり、リスク軽減と航海日程短縮が可能となる」と強調(diào)した。

中國主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)と伝統(tǒng)のあるアジア開発銀行(ADB)は相互補完関係にあり、アジアにおけるインフラ投資に貢獻できるという。

梁氏によると、「一帯一路」構(gòu)想には、既に約60の対象國が加入。中國西部から中央アジアを経由して歐州につながる「シルクロード経済ベルト」(一?。─戎袊匕恫郡闁|南アジア、スリランカ、アラビア半島沿岸部、アフリカ東岸を結(jié)ぶ「21世紀海上シルクロード」(一路)の2ルートがある。パネルディスカションでは「『一帯一路』は世界経済の牽引車になる」との意見が多かった。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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