2016年12月16日、央視新聞は、中國(guó)の原子力発電所開(kāi)発について「世界のトップを走っている。高速鉄道に続き海外への輸出拡大が期待される」とする記事を掲載した。

米ウエスチングハウスの新型原子爐「AP1000」が、世界で初めて中國(guó)浙江省の三門原子力発電所1號(hào)機(jī)に採(cǎi)用され、12月15日に運(yùn)用試験の最終段階に入った。核燃料を組み込むまでの最後の手続きにあたり、計(jì)畫では17年上半期にも発電がスタートする。

「AP1000」の技術(shù)を基礎(chǔ)に、中國(guó)では新型加圧水型軽水爐（PWR）「CAP1400」の獨(dú)自開(kāi)発を進(jìn)めている。すでに國(guó)家原子力安全局の審査を通過(guò)し、17年第1四半期に山東省栄成石島灣で著工する計(jì)畫だ?！窩AP1400」は「AP1000」に比べ、すべての面が見(jiàn)直された。発電効率は高められ、地震などの自然災(zāi)害への耐久力も高い。

中國(guó)には現(xiàn)在、原子力発電所が30機(jī)近く稼働している。世界全體の42％を占め、建設(shè)規(guī)模は世界トップだ。歐州、南米、アフリカなど20カ國(guó)と原発事業(yè)で協(xié)力?！窩AP1400」が世界へ輸出される日も遠(yuǎn)くない。高速鉄道に続き「中國(guó)製」の新たなブランドとなるだろう。（翻訳?編集/大宮）