Record China 2016年12月20日(火) 22時(shí)50分
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18日、2012年に日本車に乗っていて西安の反日デモに遭遇した男性が、若者から暴行を加えられたため半身不隨となり、4年たった今も入院生活を強(qiáng)いられている。
2016年12月18日、法制晩報(bào)によると、12年9月に陝西省西安市で起きた反日デモで、1年前に買ったばかりの日本車?カローラに乗っていた李建利(リー?ジエンリー)さんが偶然デモに遭遇し、デモに參加していた蔡洋(ツァイ?ヤン)から暴行を受け、半身不隨となる事件が起きたが、李さんは今も入院生活を強(qiáng)いられている。
李さんは80年代から新興電機(jī)メーカーに勤め、現(xiàn)場(chǎng)からのたたき上げで販売部門の幹部職員にまでなった。退職後はタクシー運(yùn)転手や中古車仲介業(yè)を経て、中古車販売店を立ち上げた。健康に気を遣い、被害に遭うまでは毎日必ず夫婦でスポーツジムに通っていたという。
しかし、事件後、スポーツジムの會(huì)員証は返卻せざるを得なくなった。バイクのU字ロックで毆打され、數(shù)十針も縫った頭部は今もゆがみ、痛々しい傷跡が殘る。後遺癥で右半身の機(jī)能と言語(yǔ)能力を失い、入院生活はすでに1542日にもおよぶ。夫妻は今でも襲撃された時(shí)の悪夢(mèng)に悩まされ、深夜になっても眠れない日々が続いている?!甘录黏毪蓼恰⒉幻撙嗓ΔいΔ猡韦胜韦庵椁胜盲俊工趣い?。
暴行を働いた蔡洋は當(dāng)時(shí)21歳。河南省の貧困家庭に育ち、小學(xué)5年で學(xué)校をやめ、働き出した。14歳の時(shí)にはレンガを運(yùn)ぶ仕事をしていたが、日給はわずか18元(約300円)。インターネットだけが楽しみだった。出稼ぎに出れば日當(dāng)200元(約3400円)もらえると聞いて西安に移り住んだが、親しい人もいない孤獨(dú)な生活を送っており、ここでも楽しみはインターネットのみ。仕事がない日は反日ドラマを見てストレスを解消していたという。
捜査の末、逮捕された蔡洋は、2013年に懲役10年の刑が確定した。北京大學(xué)の日中関係専門家は、事件は愛國(guó)心の名を借りた犯罪行為で、極端な愛國(guó)心が被害者と加害者を生み出してしまったと指摘。事件をきっかけに、「愛國(guó)心とは何か」が議論されており、関係者からは、「愛國(guó)心の本質(zhì)は、愛情であり、怨讐(おんしゅう)ではない」との意見が出ている。
なお、加害者の蔡洋には賠償能力がなく、李さんには今年8月に政府の関係部門から救済金として52萬(wàn)元(約884萬(wàn)円)が支払われた。入院費(fèi)も政府から支払われているが、夫婦は「夢(mèng)も希望もない日々を送っている」と話している。(翻訳?編集/岡田)
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