日本でお年寄りに席を譲ったら斷られた―中國人記者

Record China    2016年12月21日(水) 12時10分

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20日、中國紙?生命時報の日本駐在記者?李珍氏は、日本でお年寄りに席を譲って斷られた時のことを記事で紹介している。寫真は日本の駅のホーム。

2016年12月20日、中國紙?生命時報の日本駐在記者?李珍(リー?ジェン)氏は、日本でお年寄りに席を譲って斷られた時のことを記事で紹介している。

李記者は、日本のバスや地下鉄に乗っている時、白髪が目立つお年寄りの多くが優(yōu)先席に座らないことに気付いた。それどころか、杖をついたお年寄りが、妊婦に席を譲る光景も目にしたという。ある時、李記者が地下鉄の車內(nèi)で白髪のおばあさんに席を譲ると、笑顔でやんわりと斷られ、「お年寄りを見ても譲らなくていいんですよ」と言われたそうだ。

李記者は、日本のお年寄りが席を譲られても斷るのは主に2つの理由があることがわかったという。一つは、日本人は「我慢して禮儀を守る」ことが子どもの頃から身に付いていること。「人として最も重要な道徳は他人に迷惑をかけないことで、これは日本人の一生において貫かれる。自分がつらい思いをしても、他人に助けは求めない。彼ら(日本人)は自分が少しの面倒を受けるのは當(dāng)然だと考えており、他人に迷惑をかけることは恥ずべきだと考える」と分析する。

もう一つは、日本でお年寄りの數(shù)が激増していること。多くの人が「老いてはますます壯(さかん)なるべし」の考え方を持っていて、自分はまだ若く社會に貢獻したいという気持ちがある、としている。

さらに李記者は、現(xiàn)在のお年寄りが第2次世界大戦を経験し、戦後復(fù)興に大きく寄與してきた世代であることに觸れ、「この世代は、途切れることのない向上心と不屈の精神、並大抵ではない自尊心を持っており、弱者とみられることを拒否し、公平に扱うよう呼び掛けている。それだけでなく、仕事やボランティアにも積極的に身を投じているのだ」と論じている。(翻訳?編集/北田

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