2016年12月21日、中國(guó)広東省仏山市でこのほどスマホの竊盜事件が起きたが、被害者の運(yùn)転手が現(xiàn)場(chǎng)に戻ってきた犯人に飛び蹴りを食らわせ、無事スマホを取り返す動(dòng)畫が話題になった。澎湃新聞網(wǎng)が伝えた。

事件が起きたのは18日午前。運(yùn)転手はいつものように荷主の到著を待つ間、車內(nèi)で仮眠を取っていた。するとサイドガラスをたたく男が現(xiàn)れ、荷主であると伝え、運(yùn)転手に引き渡しの連絡(luò)を行うよう促した。運(yùn)転手は荷主との面識(shí)はなく仮眠から目が覚めていなかったためスマホを取り出し電話をかけた。ところが、電話が通じた瞬間、男はタイヤに足をかけて窓から手を伸ばし、運(yùn)転手のスマホを奪い取って話すふりをしながらそのままバイクで逃走した。

目が覚め、盜まれたことに気が付いた運(yùn)転手が悔やんでいたまさにその時(shí)、現(xiàn)場(chǎng)にバイクで戻ってくる男の姿を確認(rèn)し、運(yùn)転手は迷わず正面に立ちはだかった。バイクは減速せずそのまま突進(jìn)してきたが、運(yùn)転手はタイミングを計(jì)って飛びかかり男を倒すことに成功。運(yùn)転手は手にかすり傷を負(fù)いスマホも破損したが、男の手からスマホを無事取り返した。

當(dāng)時(shí)の狀況について運(yùn)転手は、「この周辺で過去に2回スマホを盜まれたことがあり、頭に來ていた。男を問い詰めたが、盜んだのではなく代わりに連絡(luò)していただけとごまかそうとしていた」と語っている。男はすぐにその場(chǎng)から逃走したが、運(yùn)転手は後を追わなかったという。（翻訳?編集/內(nèi)山）