東シナ海の日中対立、この1年でさらにきな臭く、中國軍艦が領(lǐng)海?接続水域侵入、空でも戦闘機(jī)同士が「一觸即発」に

Record China    2016年12月24日(土) 7時40分

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東シナ海を舞臺にした日中両國の対立が、この1年でさらにきな臭くなっている。中國の公船や海軍軍艦による領(lǐng)海に侵入に加え、空でも「一觸即発」の事態(tài)が続出した。資料寫真。

2016年12月23日、東シナ海を舞臺にした日本と中國の対立が、この1年できな臭さを増している。常態(tài)化している中國公船による尖閣諸島沖の領(lǐng)海侵入に加え、6月には中國海軍の軍艦が鹿児島県?口永良部島沖の領(lǐng)海に侵入??栅扦馊罩衼I國の戦闘機(jī)同士の「一觸即発」の事態(tài)が相次いだ。

海上保安庁によると、中國海警局の船が沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の日本領(lǐng)海に侵入したのは、今月11日までに計35回を數(shù)える。月平均3回のペースだ。侵入を常態(tài)化することで日本の実効支配にくさびを打ち込む狙いとみられる。

東シナ海で中國海軍の活動が特に目立ったのは6月。9日には尖閣諸島の久場島と大正島の間を北上するロシア艦隊の動きに合わせるように、ジャンカイI級フリゲート艦を接続水域に侵入させた。15日にはドンディアオ級情報収集艦が口永良部島西の日本領(lǐng)海に侵入。領(lǐng)海內(nèi)を南東に進(jìn)み、1時間半後に屋久島南で領(lǐng)海外に出た。

中國軍艦艇が日本の領(lǐng)海に侵入したのは04年11月、潛航中の漢級原子力潛水艦が石垣島周辺で確認(rèn)されて以來2回目。この時、日本政府は海上自衛(wèi)隊創(chuàng)設(shè)以來2度目となる「海上警備行動」を発令し、P3C対潛哨戒機(jī)を出動させ追跡するなどした。

口永良部島沖のケースについて、中國政府は「國際海峽の通過通航権」を主張。日本政府は領(lǐng)海進(jìn)入にもかかわらず、中國側(cè)の真意を見極めるためとして、「抗議」ではなく、一段低い「懸念の伝達(dá)」にとどめた。

一方、東シナ海の上空でも6月中旬、日中の戦闘機(jī)が「一觸即発」の危機(jī)に陥った。日本メディアによると、後ろから近づいた航空自衛(wèi)隊機(jī)に中國機(jī)が正面から相対するような動き(攻撃動作)を見せ、さらに追いかけるような姿勢を見せたため、空自機(jī)はドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、不測の狀態(tài)が生起しかねないと判斷。熱源を感知するミサイルから逃れるために花火のようなものをまく自己防御裝置(フレア)を使って離脫した。

これに対し、中國側(cè)は「空自機(jī)が火器管制レーダーを照射した」と主張。「挑発的な行動は空中での事故を容易に引き起こし、雙方の人員の安全に危害を加え、地域の平和?安定を破壊する」と日本側(cè)を非難した。

同様の事態(tài)は12月10日にも起きた。中國國防部は沖縄本島と宮古島の間の宮古海峽から西太平洋に向かう定例の遠(yuǎn)洋訓(xùn)練をしていた中國空軍機(jī)に対し、日本のF15戦闘機(jī)2機(jī)が接近し、「妨害弾」を発射し中國側(cè)の安全を危うくしたと発表した。

防衛(wèi)省は「中國軍用機(jī)に対し近距離で妨害を行った事実はなく、妨害弾を発射し中國軍用機(jī)とその人員の安全を脅かした事実も一切ない」と否定したが、中國側(cè)が指摘する「妨害弾」は「フレア」を指すとみられる。もしそうなら、中國軍の戦闘機(jī)がF(xiàn)15に対してレーダー追尾(ロックオン)などを仕掛け、F15のパイロットが何らかの脅威を認(rèn)識した可能性もあり、極めて危険な場面だった。(編集/日向)

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