2016年12月22日、トランプ次期米大統(tǒng)領(lǐng)がホワイトハウスに新設(shè)する組織のトップに対中強(qiáng)硬派で知られるピーター?ナバロ氏を指名したことに関し、中國外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官がコメントした。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

トランプ氏が新設(shè)する「國家通商會(huì)議」は、貿(mào)易政策などについて大統(tǒng)領(lǐng)に助言する組織。華報(bào)道官はこの日の定例記者會(huì)見で記者から出た「ナバロ氏の著作には中國政府を批判したものもある。同氏の任命をどう捉えるか」との質(zhì)問に対し、「皆さん同様、われわれもトランプ氏の政権移行チーム、今後の政策の方向性に関心を寄せている。中國と米國は2大大國として広範(fàn)囲にわたる共通利益を持っていることを強(qiáng)調(diào)したい。雙方にとって連攜こそが唯一の正しい選択だ」と述べた。その上で「米國が中國とともに努力することを希望する」と発言、通商を含めた両國関係の発展は世界の繁栄にとってもメリットになるとの考えを示した。

同日の會(huì)見では、トランプ氏の側(cè)近が在韓米軍への高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備を「正しい決定」と評(píng)価したことに関する質(zhì)問も出た。これに対し、華報(bào)道官は「これまで何度も反対の立場を表明してきた」と説明、「ミサイル配備は中國を含める地域の関係各國の安全保障上の利益を損ねる」と改めて非難した。（翻訳?編集/野谷）