2016年12月26日、韓國(guó)?東亜日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)で患者の全數(shù)監(jiān)視が決められている感染癥56種（結(jié)核?エイズを除く）の患者數(shù)が初めて10萬人を突破したことが明らかになった。

韓國(guó)で昨年流行し問題となった中東呼吸器癥候群（MERS）やA型肝炎などの感染癥は、その強(qiáng)力な伝染力や病気の深刻性などから、感染癥予防法に基づき患者の発生を漏れなく報(bào)告すべき「全數(shù)監(jiān)視対象感染癥」に分類されている。韓國(guó)疾病管理本部の統(tǒng)計(jì)によると、12年に1萬人に満たなかったこれらの感染癥の患者は年々増加、昨年は9萬1986人となり、今年は今月18日までに10萬人を突破したことが明らかになった。

患者はこのうち、水ぼうそうやしょう紅熱など19歳以下が95％を占める小児?青少年感染癥に集中している。そのため患者數(shù)の拡大原因として、保健?教育保健當(dāng)局のずさんな感染管理と、子どもが病気でも無理に學(xué)校に行かせる保護(hù)者の誤った認(rèn)識(shí)を指摘する聲は多い。

例えばドイツでは感染癥にかかった子どもを登校させた保護(hù)者に対し罰金を科す規(guī)定があるなど、先進(jìn)諸國(guó)では「感染癥の子どもは學(xué)校を休ませる」ことが常識(shí)になっているが、韓國(guó)ではこうした認(rèn)識(shí)がまだ一般に浸透していないのだ。この現(xiàn)狀に記事は、10萬人の患者は韓國(guó)人の「安全不感癥」が生んだものとし、數(shù)十人が長(zhǎng)時(shí)間にわたって集団生活を送る保育所や學(xué)校では、正確な監(jiān)視による予測(cè)のほか早期の隔離や治療が重要だと指摘した。

一方、韓國(guó)のネットユーザーからはこれについて、周囲の認(rèn)識(shí)不足を指摘するコメントが多數(shù)寄せられている?！笇W(xué)校にしろ會(huì)社にしろ、具合が悪くても我慢して行くのが美徳の國(guó)」との聲が多數(shù)の共感を得たほか、「皆さん、トイレの後は手を洗いましょう！公衆(zhòng)衛(wèi)生の基本なのに、男で洗っている人はほとんどいないよ」「せきが出る時(shí)はマスクをして。おじいさん、おばあさんたちは特にね」「韓國(guó)では、つらくてどうしようもなくても病欠は入試に不利だからって、みんな學(xué)校に行くことになる」といった聲もある。

また、病気の子どもを登校させる親の問題に言及するコメントも多く、「病気で休ませた子どもをカフェや公共の場(chǎng)所に連れてくる母親たちは反省して！」「常識(shí)のない親が多い。共働きだからってインフルエンザの子どもを?qū)W校に行かせた親もいる」「學(xué)校を休んだら大変なことになると學(xué)んできた親たち。子どももそうだと思って愚かにも登校させてしまうんだろう」「これは國(guó)民性の問題ではなく最近の親たちの個(gè)人主義が原因だと思う」「子どもは休ませないと病気もなかなか治らないよ。何が何でも登校させるのは、子どもにも周りの人にも良くない」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/吉金）