2016年12月26日、中國(guó)のポータルサイト?今日頭條に、日本情報(bào)を扱う小メディアが「日本人はなぜ生卵を食べられるのか？」と題する記事を掲載した。

外國(guó)人が驚く日本の食文化に生食があり、中でも生卵を食べる文化には抵抗がある人も少なくない。中國(guó)では寄生蟲などの問題から、卵を生で食べることはほとんどない。ただ、日本で卵かけご飯やすき焼きが食されていることは知られており、日本を訪れた折に“挑戦”する人もいる。

そうした中、記事は「日本人はなぜ卵を生で食べることができるのか」と疑問を提起。その理由として、「日本には昔から刺し身などの生食文化があり、製品管理が徹底されている」ことを挙げる。中國(guó)では一般的に、卵に賞味期限は記されていないが、日本では必ずパッケージやシール、あるいは直接卵に印字されており、採(cǎi)卵日まで記されている商品も少なくない。

それだけでなく、卵には製造番號(hào)が付され、トレーサビリティーシステムによってどの農(nóng)場(chǎng)で採(cǎi)卵された卵であるかまで遡って調(diào)べることが可能だ。最近では生産者の顔寫真が貼られた商品も登場(chǎng)している。

記事はこのほか、日本の農(nóng)場(chǎng)で採(cǎi)卵された卵は洗浄、検卵、紫外線裝置による殺菌などを経て、品質(zhì)が保たれた狀態(tài)で出荷されることも解説している。

そして最後に、「日本の生産者は自らの寫真を製品に貼り付けられるほど自信を持っているが、われわれはまだネット上で、卵が本物であるかどうかを見分ける方法を探している」と日本の管理を稱賛しつつ、「（中國(guó)は）まだまだ道のりは長(zhǎng)い」と自國(guó)の現(xiàn)狀を嘆いている。（翻訳?編集/北田）