2016年12月27日、澎湃新聞によると、中國(guó)の20代男性が大気汚染対策として購(gòu)入したマスク代を求めて地方政府を訴えた問(wèn)題に関し、河南省新郷市の中級(jí)人民法院はこのほど、原告の請(qǐng)求を退ける判斷を下した。

この男性が訴えたのは、出張で訪れた同省の省都?鄭州市。先月20日、同市でひどいスモッグが発生しているのを目にした男性は當(dāng)日の大気汚染指數(shù)（AQI）が253と上から2番目の深刻さであることを確認(rèn)、「健康のためにやむを得ずマスクを買った」が、重度のスモッグが発生したことへの責(zé)任は市政府が取るべきとしてマスク購(gòu)入などにかかった費(fèi)用32元（約540円）の賠償を要求していた。同法院はこの件に関し、原告が提訴する前に市にマスク代を申請(qǐng)していなかった點(diǎn)を指摘、これを理由に訴えを退けるとした。（翻訳?編集/野谷）