2017年4月13日、環(huán)球時報によると、2017年に入ってから、韓國でスモッグ被害が深刻化している中、韓國KBSラジオ（電子版）は、専門家やメディアが指摘する「汚染源は中國」との説を検証することを目的に、ついに衛(wèi)星を打ち上げる事態(tài)になったと報じた。

韓國政府は2019年に打ち上げが計畫されている気象通信衛(wèi)星「Cheollian」に粒子狀物質(zhì)を観測する裝置を取り付け、韓國國內(nèi)で大気汚染を引き起こしている粒子狀物質(zhì)の発生源を追跡するという。汚染は非常に深刻な狀況にあり、韓國航空宇宙研究院（KARI）は衛(wèi)星打ち上げを急いでいる。

衛(wèi)星の打ち上げは、中國の大気汚染が日本や韓國にまで影響を及ぼし、人々に不満が生じていることについてコメントを求められた中國外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報道官が、「本當(dāng)に中國の大気汚染が周辺國に影響しているのか、科學(xué)的、専門的な検証が必要だ」と指摘したことを受けてのことだという。

韓國國立環(huán)境研究院の専門家は、「韓國で大気汚染を引き起こしている粒子狀物質(zhì)の30?50％は中國から飛來している。1?3月は75％前後に達した」と指摘。韓國紙?亜州経済も「中國のスモッグは朝鮮半島の大気汚染原因のひとつだ」と伝え、ネット上でも「中國に対する報復(fù)が必要」「中國製品をボイコットすべき」などの激しい意見が出ている。

なお、26日には韓國の仁川（インチョン）で日中韓3カ國の環(huán)境省による局長級會合が行われる予定で、大気汚染物質(zhì)など環(huán)境分野の懸案と協(xié)力策を話し合うことになっている。（翻訳?編集/岡田）