2016年12月28日、中國?上海に東京の「大江戸溫泉物語」の海賊版とみられる施設(shè)が出現(xiàn)したとのニュースが注目を集める中、上海紙?解放日報(bào)は「上海に天然溫泉はない」と指摘する専門家の解説を紹介した。

上海北部の寶山區(qū)に登場したこの施設(shè)の名稱は、本物と同じ「大江戸溫泉物語」。24日付の21世紀(jì)網(wǎng)によると、上海側(cè)は5日、中國版ツイッターで「日本の大江戸溫泉物語が12月中旬に上海に上陸。上海にも大江戸溫泉物語がやって來ます！」と発信しており、パクリ疑惑に対しては「正規(guī)の許可を受けている」と説明、海外での施設(shè)運(yùn)営などを否定する日本側(cè)との意見の食い違いが注目を集めている。

そのような中、解放日報(bào)は「上海の大江戸溫泉物語が本物かどうかはいまだ明確にされていないが…」とした上で、市內(nèi)の溫泉施設(shè)で使われているお湯の問題に言及。上海師範(fàn)大學(xué)?旅遊學(xué)院の副院長によると、上海を円心とした半徑300キロ圏內(nèi)で本當(dāng)に天然と呼べる溫泉は江蘇省南京市の湯山など數(shù)カ所だけで、上海に本物の天然溫泉は存在しないという。（翻訳?編集/野谷）