2018年1月6日、日本の新幹線をライバル視する中國(guó)の高速鉄道。中國(guó)メディアは「2025年までに鉄道技術(shù)で歐州、日本に追い付くという野心的な計(jì)畫がある」と強(qiáng)調(diào)している。一方で「車両」「運(yùn)営組織力」「災(zāi)害時(shí)の対応と災(zāi)害前後の運(yùn)行効率」ではまだ日本には追い付いていない、とも伝えている。

高速鉄道について、參考消息網(wǎng)は昨年6月に北京?上海間で正式運(yùn)行を始めた最新版の高速鉄道車両「復(fù)興號(hào)」を取り上げ、「以前の『和諧號(hào)』はドイツと日本の技術(shù)がベースにあったが、『復(fù)興號(hào)』は完全に中國(guó)の獨(dú)自技術(shù)で開発されている」と誇示?！钢袊?guó)政府は25年までに鉄道技術(shù)で歐州、日本に追い付くという野心的な計(jì)畫を示している」と報(bào)じている。

さらに「中國(guó)は鉄道輸出にも積極的で、歐州企業(yè)を脅かす存在だ」と説明。「現(xiàn)在、鉄道車両世界2位の獨(dú)シーメンスと3位の仏アルストムの統(tǒng)合が進(jìn)められているが、合併後に誕生する新會(huì)社の営業(yè)収入は中國(guó)の鉄道巨頭、中國(guó)中車の半分でしかない。規(guī)模の面ではすでに中國(guó)が圧倒している」と主張している。

一方、ポータルサイト?騰訊は「中國(guó)高速鉄道は本當(dāng)に日本の新幹線を超えたのか」を分析する記事を掲載?！钢袊?guó)人の多くが中國(guó)高速鉄道は日本の新幹線を超えたと考えているが、必ずしもそうではない」と指摘した上、総延長(zhǎng)距離や線路敷設(shè)の技術(shù)、世界最高の営業(yè)速度で日本を上回っているものの、まだ日本に及ばない三つの分野として「車両」「運(yùn)営組織力」「災(zāi)害時(shí)の対応と災(zāi)害前後の運(yùn)行効率」を挙げている。

「車両」に関しては「動(dòng)力分散方式の車両技術(shù)では日本は世界トップレベルだ」と紹介。「日本に追い付くためには進(jìn)んだ総合的な材料工學(xué)と高い冶金技術(shù)が求められ、さらに乗客や環(huán)境を考慮した設(shè)計(jì)が必要で、中國(guó)はこの點(diǎn)が欠けている」としている。

「運(yùn)営組織力」では「列車の発著、乗客が利用する際の便利さ、乗り換え、列車の連結(jié)や解放、ダイヤの過密性、列車が停車位置で停車する正確さ、時(shí)間の正確さにおいて新幹線が勝っている」と負(fù)けを認(rèn)めている。

「災(zāi)害対応」でも「日本では、地震などの災(zāi)害発生時(shí)には自動(dòng)停止機(jī)能が働き、悪天候時(shí)には自動(dòng)コントロールシステムによって速度を制御することで、完全に運(yùn)行停止することを避ける」と解説?！钢袊?guó)では災(zāi)害発生時(shí)にはコントロールセンターの指示を受け、臺(tái)風(fēng)などの場(chǎng)合はあらかじめ運(yùn)行停止してしまうため、日本より遅れている」と冷靜にみている。（編集/日向）