婚活サイト「珍愛網(wǎng)」は28日、「2016年獨(dú)身者現(xiàn)狀調(diào)査報(bào)告」を発表した。中國(guó)の獨(dú)身者は男女比がアンバランスで、北京女性と深セン男性の「行き遅れ」が最も深刻であることが明らかになった。北京晨報(bào)が伝えた。

理想の結(jié)婚相手として最も人気が高かったのは、28歳の「やや熟女」と33歳の「優(yōu)良物件男」だった。春節(jié)（舊正月）連休中、大都市の獨(dú)身者は婚活パーティーの掛け持ちに精を出し、その半數(shù)近くが「獨(dú)身サブカルチャー」という落とし穴に陥るという。また、職業(yè)別で最も「行き遅れ」になりやすいのは、女性が販売職、男性はIT系だった。

○掛け持ち婚活パーティーが盛んな深セン?北京?広州

毎年年末のたびに、獨(dú)身者のほとんどが最も憂鬱な気分に襲われる。なぜならこの時(shí)期は1年のうちで最も「結(jié)婚を急かされる時(shí)期」だからだ。報(bào)告によると、獨(dú)身男女のうち、「早く結(jié)婚するよう周囲から急かされた」経験のある人は全體の7割を上回り、そのうち約2割は、「この1年間で、両親から早く結(jié)婚するよう急かされた回?cái)?shù)は12回以上」と答えた。獨(dú)身男女の半數(shù)近くは「新年を迎えるたびに必ず早く結(jié)婚するよう急かされる」としている。

間もなくやって來る春節(jié)（舊正月、2017年は1月28日）について、獨(dú)身男女のほとんどが「婚活パーティーに參加するか、もしくは參加を考えている」と答えた。7日もの春節(jié)大型連休中、「婚活パーティーに8回以上參加する」予定の人は54．7％に上った。これらの「掛け持ち婚活パーティー」組は、深センが最も際立っており、深センの獨(dú)身男女の3割近くが春節(jié)連休中に「婚活パーティーに掛け持ちで臨む」と答え、さらに北京、広州、武漢、長(zhǎng)沙がこれに続いた。

○最も「行き遅れ」になりやすい都市：北京女性と深セン男性の「行き遅れ」が深刻

珍愛網(wǎng)の報(bào)告によると、全國(guó)で獨(dú)身者が多い都市トップ10は順に、北京、深セン、上海、広州、成都、重慶、西安、武漢、東莞、長(zhǎng)沙だった。

男女別にみると、獨(dú)身女性の割合が全國(guó)で最も高いのは北京で、深セン、上海、広州、成都、重慶がこれに続いた。男性の獨(dú)身者が全國(guó)最多の都市は深センで、2位以下は北京、広州、上海、重慶、成都だった。全國(guó)のほとんどの都市は獨(dú)身者の男女比がアンバランスであるという問題を抱えており、地域格差も生じている。そしてこのことが、獨(dú)身者數(shù)の増加の最も大きな原因となっている。

○最も人気の獨(dú)身タイプは広東の「28歳やや熟女」と北京の「33歳優(yōu)良物件男」

膨大な數(shù)の獨(dú)身者のうち、理想の結(jié)婚相手として最も人気があるのは、一體どんなタイプ？今回の調(diào)査では、アンケート調(diào)査のほか、複數(shù)回にわたる相互交流、理想の結(jié)婚相手の條件などを通じて情報(bào)を収集し、比較分析?統(tǒng)計(jì)を行った。それによると、獨(dú)身女性で最も人気が高かったタイプは広東エリア在住、學(xué)歴は大卒、身長(zhǎng)は159?163センチ、年齢28歳前後の「やや熟女」だった。一方、男性は北京エリア在住、學(xué)歴は大卒、月収2萬元（約33萬円）前後、身長(zhǎng)175?180センチ、33歳前後の「優(yōu)良物件男」が理想の相手ナンバーワンとなった。

○最も「行き遅れ」になりやすい職業(yè)：女性は販売職、男性はIT系

各業(yè)界の獨(dú)身者のうち、男性はネット業(yè)界のITエンジニアが最も多く、製造業(yè)のエンジニアがこれに続いた。一方、女性は、販売職が最も多く、金融関連業(yè)界で働く人が続いた。男性にとって、結(jié)婚相手の女性の職業(yè)として最も人気が高かったのは、経理、看護(hù)師、人事職だった。一方、女性にとって、結(jié)婚相手の男性の職業(yè)として最も人気が高かったのは、會(huì)計(jì)士、稅理士、公務(wù)員だった。

○「獨(dú)身脫出」を?qū)g現(xiàn)できない最大の原因：「現(xiàn)実逃避しているから」半數(shù)以上

このように頻繁に結(jié)婚を急かされて婚活パーティーに參加しているにもかかわらず、獨(dú)身者の半數(shù)以上は、「親から早く結(jié)婚するように急かされても無視し、言いたいだけ言わせておく」、「話題を変えてごまかす」、「旅行に出て親や親戚からの攻撃を回避する」といった手段を講じて、現(xiàn)実から逃避し続けている。

さらに調(diào)査を進(jìn)めてみると、「獨(dú)身卒業(yè)を避けている人」のうち4割近くが「結(jié)婚相手を見つけることは非常に難しい」と感じており、2割以上が「たとえタイプの人と出會(huì)っても、コミュニケーションが下手なので、2人の関係を戀愛関係にまで発展させることは難しい」と考えていた。一方、「積極的に出會(huì)いの場(chǎng)を探す、または婚活にいそしむ」と答えた人は19％だった。

○配偶者のイメージで最も有利となる點(diǎn)：「料理が得意」はお見合い成功率アップの秘訣

理想の結(jié)婚相手像に関する調(diào)査によると、「相手を選ぶ時(shí)に絶対に譲れない條件」として、男性は総じて「ルックス」を挙げ、女性は「経済的狀況」と答えた。このほか、5割以上の獨(dú)身男女は、結(jié)婚相手に対する好感度ポイントがぐんと上がる決め手は「料理が得意」を挙げた。

戀愛中や結(jié)婚生活における最も重要なポイントについて、「お互いが気兼ねせずに楽しく過ごせること」が最も多く、7割に達(dá)した?！袱イす餐à稳の钉虺证?、共通の話題が多く、経済的に余裕があること」がこれに続いた。また、「幸福感が得られる源」に関する調(diào)査では、「仲が良い家庭」と答えた人が最多で6割に上り、「仕事での成功」と「身體的健康」がこれに続いた。

○最も普遍的な経済狀況：6割超の獨(dú)身者「貯蓄は1萬元超」

獨(dú)身男女のうち、「?jìng)€(gè)人的な貯蓄額は3萬元（約51萬円）から5萬元（約85萬円）」と答えた人の割合が最多で63．05％に達(dá)した。次に「6萬元（約102萬円）から10萬元（約170萬円）」が15．37％で続き、「10萬元以上」は12．18％だった。圧倒的多數(shù)の獨(dú)身者は「1萬元以上の貯蓄」があることがわかった。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM）