「祖母は日本人」は真っ赤なうそ!映畫「灣生回家」でプロデューサーが詐稱認(rèn)める、監(jiān)督は困惑―臺灣

Record China    2017年1月3日(火) 11時(shí)10分

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2日、祖母が日本人と語っていたプロデューサーのうそが発覚した臺灣映畫「灣生回家」について、ホアン?ミンチョン監(jiān)督が「映畫に出演する人物は全て本物」と語った。寫真は臺北。

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2017年1月2日、祖母が日本人と語っていたプロデューサーのうそが発覚した臺灣映畫「灣生回家」について、ホアン?ミンチョン(黃銘正)監(jiān)督が「映畫に出演する人物は全て本物」と語った。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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「灣生」とは、日本統(tǒng)治下にあった臺灣で生まれ育った日本人のこと。敗戦により日本へ強(qiáng)制送還された人たちの、“故郷”臺灣への愛と思いが詰まったドキュメンタリー映畫「灣生回家」は、日本でも昨年公開され話題になった。

しかし、映畫の原作書籍の著者で、祖母が「灣生」だと語っていたエグゼクティブプロデューサーの田中実加(陳宣儒)氏が、身分や経歴を詐稱していたことをこのほど認(rèn)め、この影響で「灣生回家」の內(nèi)容そのものにも疑いの聲が上がっている。

2日、「灣生回家」のホアン?ミンチョン監(jiān)督がインタビューに応じ、「映畫に出演する人物は全て本物」と語った。ホアン監(jiān)督によると、映畫制作にあたって陳氏から資料提供があったが、どれもあまり役に立つものではなかったので、制作チームが獨(dú)自に取材を行ったとのこと。このため、肩書きはエグゼクティブプロデューサーだが、陳氏はほとんど関わっておらず、撮影時(shí)に本人に會ったのは一度だけだという。

手塩にかけた作品を大きく傷つけられた形となったが、ホアン監(jiān)督によると、現(xiàn)段階では法的措置を用いるつもりはないという。映畫制作のきっかけを作ったのは間違いなく陳氏であり、「彼女がいたからこそ始まったプロジェクトだ」と、その功績を認(rèn)めている。

虛偽を認(rèn)めた陳氏は高雄出身の臺灣人で、日本人の血統(tǒng)は持たない。しかし、自身の祖母として語っていた「田中桜代」という人物については、虛構(gòu)ではなく、高校生の頃に知り合って親しくなった実在の女性だという。(翻訳?編集/Mathilda

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