2017年9月28日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)が、中國(guó)はものまね大國(guó)から知的財(cái)産権強(qiáng)國(guó)へと変わりつつあると日本メディアが報(bào)道したと伝えた。

科學(xué)技術(shù)振興機(jī)構(gòu)が最近公表した報(bào)告書(shū)によると、中國(guó)の企業(yè)や大學(xué)の特許出願(yuàn)が爆発的に増えており、知的財(cái)産権の保護(hù)制度も整備されてきたという。それで2020年代には知的財(cái)産権の米中2強(qiáng)時(shí)代になると予測(cè)している。

中國(guó)は、2016?2020年の第13次5カ年計(jì)畫(huà)で、科學(xué)技術(shù)力の強(qiáng)化や、「知的財(cái)産権強(qiáng)國(guó)の建設(shè)」を目標(biāo)に掲げている。報(bào)告書(shū)は関連する政策や特許出願(yuàn)狀況などを調(diào)べたが、それによると、特許出願(yuàn)件數(shù)は米國(guó)の2倍となるおよそ134萬(wàn)件で、世界で最も多かった。企業(yè)の國(guó)際特許出願(yuàn)件數(shù)でも中國(guó)の中興通訊（ZTE）が1位、ファーウェイが2位となり、日米の企業(yè)を上回った。

中國(guó)では、知的財(cái)産権を保護(hù)する施策が出され、権利の侵害に対する罰則が強(qiáng)化された。知財(cái)裁判をインターネットで公表するなどの措置を通して、急速に改革を進(jìn)めており、制度や実務(wù)面で日本が追い抜かれるのではないかと予想しているという。

中國(guó)の改革のスピードはある面では確かに非常に速く、かつては動(dòng)畫(huà)共有サイトで違法にアップロードされた映畫(huà)やアニメなどがたくさんあったが、今では各社が版権を購(gòu)入するようになり、違法な動(dòng)畫(huà)は削除されるなどして海賊版は大幅に減少した。

しかし、その一方で地方にはいまだに世界的に有名なキャラクターを模倣した、いわゆる「パクリ遊園地」が數(shù)多く存在していたり、日本のアニメキャラクターを模したと思われるグッズが普通に売られていたりする。また、上海にオープンした「大江戸溫泉物語(yǔ)」をめぐる問(wèn)題も記憶に新しく、いまだに解決されていないようだ。特許數(shù)は増えても、本當(dāng)の意味で國(guó)民の知的財(cái)産権意識(shí)が高まった強(qiáng)國(guó)となるには、まだまだ時(shí)間がかかるといえそうだ。（翻訳?編集/山中）