韓國が「大気汚染は中國のせい」と主張、韓國の學(xué)者らは「世界の恥さらし」とため息―韓國メディア

Record China    2017年4月25日(火) 0時20分

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22日、韓國政府が大気汚染を「中國のせい」としていることに対して、韓國の専門家から「その指摘は恥ずかしい」との聲が出ている。寫真は北京の大気汚染。

2017年4月22日、環(huán)球時報によると、韓國政府が大気汚染を中國のせいと指摘していることに対して、韓國の専門家から「その指摘は恥ずかしい」との聲が出ている。

韓國紙?中央日報が21日に報道したところによると、韓國環(huán)境部が先月、韓國內(nèi)で吸入する恐れのある顆粒(かりゅう)物について國外からの影響が最大で86%に達するとの分析を発表した。中央日報はこれを「事実上中國を主犯扱いするもの」とした上で、「わが國には中國に責任を押し付ける十分な理由がない。環(huán)境部が研究成果を公開していない上に、國際的な學(xué)術(shù)誌にも顆粒物の原因に関する研究成果が発表されていないからだ」と伝えている。

ソウル市立大學(xué)大気環(huán)境工學(xué)部の金信道(キム?シンド)教授は、「韓國政府は以前、顆粒物の85%は自動車の排気ガスによるものと言っていたのに、今年になって中國からのものと言い出した」と指摘。亜洲大學(xué)予防醫(yī)學(xué)部の張栽然(ジャン?ジェヨン)教授は、「韓國政府による中國原因説の根拠は偏西風が吹くと濃度が上昇するというだけのもの。これを理由として中國に抗議すれば、世界的な恥さらしになる」としている。このほか、韓國政府は本國の顆粒物排出問題をないがしろにしつつあるとの意見も専門家から出ている。

この問題はテレビ番組でも取り上げられるほど、韓國で関心の高い話題となっている。普段は2人の専門家の意見が真っ向から対立する討論番組では「中國を怪しむ前に、原因の究明を始めろ」との結(jié)論で一致するという珍しい結(jié)果を生んだという。(翻訳?編集/川尻

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