工場で63人が中毒、2人死亡＝毒性ある「ニセモノ塩」が原因か―広東省深セン市

2008年2月23日、新華社通信（電子版）によると、広東省深セン市の自動車メーカー比亜迪汽車（BYDオート）の従業(yè)員63人が、食中毒を起こす事件が発生した。すでに2人が死亡、3人が重體、19人が入院中。原因は化學(xué)工業(yè)原料で毒性を持つ「亜硝酸塩」と特定された。警察は「事件性が強(qiáng)い」として捜査を開始している。中國新聞社（電子版）が伝えた。

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事件が発生したのは23日午前。BYDオートの従業(yè)員が、工場入り口で無許可営業(yè)している食堂で朝食を食べた後、食中毒と思われる癥狀を訴えた。その數(shù)は63人にも膨れ上がり、うち2人が死亡、19人が入院という騒ぎに。警察は付近一帯の食堂を全て封鎖し、捜査を開始した。

BYDオートの入り口付近には無許可営業(yè)の食堂が20數(shù)軒もあり、事件が起きたのはそのうちの1軒。警察は春節(jié)（舊正月）前に全てを営業(yè)停止処分としていたが、春節(jié)明けには再び店が開かれていたという。

広東省では數(shù)年前から、「ニセモノ塩」として工業(yè)塩の「亜硝酸塩」が大量に出回っており、毎年死者が出ている。省政府は昨年1月1日から、店頭で販売される食塩には「省承認(rèn)ステッカー」貼付を義務(wù)付けるなど対策を講じていた。（翻訳?編集/NN）