2017年1月9日、韓國(guó)?ニュース1などによると、韓國(guó)文化財(cái)庁が、製作や建設(shè)から50年以上たたなければ文化財(cái)に登録できないとの規(guī)定を緩和する方針を盛り込んだ今年の重要業(yè)務(wù)計(jì)畫を発表した。緩和により新たに文化財(cái)に登録可能となるものの一例として同庁が挙げたのが、10年のバンクーバー五輪、女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したキム?ヨナのスケート靴だ。

同庁関係者は業(yè)務(wù)計(jì)畫について「製作から50年未満ながら國(guó)民が大きな関心を持ちかつ畫期的な事物については、事前保護(hù)の措置が必要だと判斷した」と説明した?！秆u作から50年」という文化財(cái)保護(hù)規(guī)定のため、近現(xiàn)代の文化財(cái)が保護(hù)を受けられずにいるとの指摘が韓國(guó)ではこの間盛んに上がっていたという。同庁は12年、製作から50年未満の物品を?qū)澫螭趣筏俊赣鑲湮幕?cái)認(rèn)証制度」の導(dǎo)入を試みたが法制化に失敗していた。

今回、登録文化財(cái)のハードルが下げられれば、キム?ヨナのスケート靴のほか、1974年に韓國(guó)首都圏の地下鉄開業(yè)時(shí)に使われた車両が新たに文化財(cái)に指定される見込みだ。しかしキム?ヨナのスケート靴については、わずか數(shù)年前にイタリアと英國(guó)で製作された「純外國(guó)製品」であるため、文化財(cái)指定には無理があるのではとの指摘もある。

韓國(guó)でのキム?ヨナ人気は非常に高く、この報(bào)道には「指定は當(dāng)然のことだけど、おめでとう」「海外メディアも、『五輪フィギュアで一番印象的なシーン』と伝えたくらいだ。記念すべきだね」「さすがキム?ヨナ。われらがクイーン、ファイト！」「子孫のため、たくさんのものが文化財(cái)に指定されるといいな。スケート靴が展示されたら見に行きたい」など、肯定的な意見が寄せられている。

しかし一方で、否定的な聲も數(shù)多い。記事には「貴重な國(guó)寶級(jí)の文化財(cái)はほったらかしなのに？」「他の方法でもその価値を十分に認(rèn)めることはできるのに、文化財(cái)指定はやり過ぎ。國(guó)家固有の文化の価値を自ら下げるような発想だ」「『何冠王』にもなる怪物級(jí)の金メダリストが他にいるのに、なぜキム?ヨナだけ？」「ふざけてるのか？その靴で國(guó)を救ったわけでもなしに…。せいぜいオークションに出して個(gè)人が所有する程度のものだろ」「キム?ヨナファンだけど、これは違う」「まだ生きている人の持ち物が文化財(cái)になるなんて、初めて見た」などのコメントが寄せられ、多數(shù)の共感を得ている。（翻訳?編集/吉金）