中國(guó)人民銀行（中央銀行）が最近発表した最新データによると、16年12月末の時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)の外貨準(zhǔn)備高が3兆105億1700萬(wàn)ドルと、11月末に比べて410億8100萬(wàn)ドル減少した。減少したため、懸念の聲が上がっていることに関して、業(yè)界関係者は、「ドル高への対応や人民元レート予測(cè)を合理的にするためなどの市場(chǎng)的要素のほか、中國(guó)経済の資金の流入?流出面における開(kāi)放が一層進(jìn)み、企業(yè)や住民の外貨需要が高まるなどの経済的要素も関係している。そのため、外貨準(zhǔn)備高の減少は、発展の特定の段階における一般的な現(xiàn)象で、疑心暗鬼になる必要はない」と指摘している。実際には、現(xiàn)在の外貨準(zhǔn)備高の量や貿(mào)易黒字の規(guī)模、貨幣政策の基調(diào)などを見(jiàn)ると、外貨利用の需要が満たされていることを示している。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

中國(guó)國(guó)際経済交流センターの張副研究員は、「外貨準(zhǔn)備高の需要を見(jiàn)る際は、外貨購(gòu)買力や中國(guó)の通貨のグローバル化、経済発展の段階などを組み合わせて総合的に判斷しなければならない。過(guò)度に疑心暗鬼になる必要はない。例えば、外貨準(zhǔn)備高は減少したが、明らかにドル高になっていることにも注目しなければならない。総じて言うと、中國(guó)の外貨準(zhǔn)備高の購(gòu)買力はほとんど落ちていない」と分析する。

貿(mào)易黒字のほか、中國(guó)資本市場(chǎng)が段階的に開(kāi)放されるにつれ、外貨準(zhǔn)備高も増加する可能性がある。ドイツ銀行の調(diào)査研究によると、中國(guó)の債券が世界の債券に盛り込まれるようになると、今後5年以內(nèi)に、新たに外資7000?8000億ドルが中國(guó)の債券市場(chǎng)に流入すると予測(cè)されている。そうなると、このことが人民元のレートを支える材料となる。

また、貨幣政策が安定しており、金融管理?監(jiān)督が整備され続けていることも、國(guó)民にとって良い外貨準(zhǔn)備高の狀態(tài)を作る。

張氏によると、「外貨準(zhǔn)備高が減少しているものの、消失しているのではなく、企業(yè)の海外投資プロジェクトや住民の外貨資産へと転化している。このような転化は、外貨準(zhǔn)備高が経済発展や社會(huì)民生に寄與する機(jī)能の発揮を促進(jìn)する。また、実際には中國(guó)経済はすでに、外貨準(zhǔn)備高にそれほど頼る必要のない段階にまで発展している。そして、現(xiàn)在、海外で決済や決算、外貨準(zhǔn)備などで人民元が使われるケースが増加している」。

その他、中國(guó)は外資を一層呼び込む政策を?qū)g施しており、外貨準(zhǔn)備高が増加するきっかけとなるとみられている。中國(guó)商務(wù)部の関係者は、「今後、『外商投資産業(yè)指導(dǎo)目録』や関連の政策?法規(guī)の改正を通して、サービス業(yè)や製造業(yè)、採(cǎi)鉱業(yè)などの分野への外資參入規(guī)制が大幅に緩和される」と予想している。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN）