2017年10月11日、韓國(guó)?ソウル経済新聞が、昨年4月にソウル市中心部に設(shè)置されたモニュメントをめぐって続く論爭(zhēng)について伝えた。

問(wèn)題のモニュメントは、江南（カンナム）區(qū)の大型複合施設(shè)COEX（コエックス）近くにある「江南スタイル」像。數(shù)年前に世界的大ヒットを記録した歌手PSY（サイ）の同タイトル曲內(nèi)の「乗馬ダンス」の腕の動(dòng)きを表現(xiàn)している。過(guò)去の韓國(guó)報(bào)道によれば、大きさは幅8．3メートル、高さ5．3メートルの巨大さで、全體が金色だ。

設(shè)置當(dāng)初から「周辺のモニュメントと合わない」「手首だけでは何を表しているのか分からない」などの聲が絶えず、特に4億ウォン（約4000萬(wàn)円）以上かかったとされる制作費(fèi)については「稅金の無(wú)駄」との指摘も相次いだ。さらにPSY本人が今年7月のインタビューで「ありがたいことだが、やり過(guò)ぎなのでは？」との考えを表明すると、江南區(qū)議の一人が自身のフェイスブックで「設(shè)置當(dāng)初、PSY側(cè)が銅像の制作に否定的だったため、完全な乗馬ダンスを制作できなかった」と暴露、さらに「主人公（PSY）も區(qū)議會(huì)も住民も反対したのに、シン?ヨニ區(qū)長(zhǎng)が推し進(jìn)めた。なぜそうしたのかいまだに疑問(wèn)だ」と指摘した。

これを受け、江南區(qū)役所は「銅像の制作當(dāng)時(shí)、PSYの所屬事務(wù)所であるYGエンターテインメント側(cè)から反対はなく、區(qū)議會(huì)の反対があったという主張も明白な虛偽」と反論、論爭(zhēng)が続いている。

一方、ネットユーザーからも「片付けて。本當(dāng)に気持ち悪い」「みっともない」「ごみだな」「PSY自身もものすごく恥ずかしいはず」と酷評(píng)が相次ぎ、「4億ウォン？大學(xué)の造形蕓術(shù)科の學(xué)生にお金を払えばもっといいものを造れると思う」「そのお金で恵まれない子どもを助けるべきだろう」など、稅金の使い道への批判も絶えない。

ソウル経済によると、先日來(lái)韓した世界的なアーティスト、コールドプレイやリアム?ギャラガーがここで寫真を撮るなど、モニュメントは韓國(guó)での悪評(píng)に反し外國(guó)人の観光スポットとして人気を集めているというが、これについても「笑えるから行くんだろう。韓國(guó)で自慢できるものがないから」「前面に打ち出せるものが江南スタイルしかないことが悲しい。この國(guó)は発展がない」と皮肉る聲も。

しかし他方では、「漢江（ハンガン）公園の怪物モニュメントに比べたらまし（06年の大ヒット映畫『グエムル?漢江の怪物?』のキャラクターを再現(xiàn)）」「シューズツリーよりいい。臭くないし（ソウル駅前の歩行者専用道路オープンに合わせて展示された）」「少女像（慰安婦像）よりもいいね」と、他のさまざまな銅像やモニュメントと比較して「江南スタイル」像を評(píng)価する聲もあった。（翻訳?編集/松村）