2017年1月11日、中國(guó)の小中高校で今春以降使われる教科書や教材で、「抗日戦爭(zhēng)（日中戦爭(zhēng)）」の期間が、従來(lái)の8年間から14年間に変更されることについて、中國(guó)のソーシャルメディアでは支持する聲が圧倒的だ。

10日付の新京報(bào)によると、中國(guó)教育部は、全國(guó)の小中高校で今春以降使う教科書や教材に関し、「抗日戦爭(zhēng)」の期間を14年間で統(tǒng)一するよう通知を出した。従來(lái)は、日本との全面戦爭(zhēng)が始まった37年の「七七事変（盧溝橋事件）」から起算し45年までの8年間とする「八年抗戦」の表現(xiàn)が多かった。今後は31年9月18日夜に現(xiàn)在の瀋陽(yáng)郊外の柳條湖で関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した「九一八事件（満州事変）」を起點(diǎn)とする「十四年抗戦」に統(tǒng)一する。

この報(bào)道について、中國(guó)のソーシャルメディアには「これは事実であり、歴史の內(nèi)容を改めるものではない」「期間の延長(zhǎng)だけでは不十分だ。『十四年抗戦』の真実を?qū)W期ごとに繰り返し學(xué)ばせるべきだ」「真実の歴史を代々語(yǔ)り継くことが必要」「『八年抗戦』は正しくないと教師に質(zhì)問したことがある。自分は間違っていなかった」「釣魚島（日本名：尖閣諸島）が戻るまで抗戦は続く」などの反応が書き込まれている。（翻訳?編集/柳川）