2017年1月14日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、ロシアの通信社スプートニクは、フィリピン、オーストラリア、インドネシア、ベトナムのアジア大洋州4カ國(guó)歴訪を開(kāi)始した安倍晉三首相の狙いを分析した記事を掲載した。

ロシアの戦略研究センターの専門(mén)家は、米國(guó)で強(qiáng)硬路線をとることが予想されるトランプ政権の発足により、17年は例年とは異なる外交環(huán)境になる可能性が高いと指摘する。國(guó)務(wù)長(zhǎng)官に指名されているレックス?ティラーソン氏は南シナ海問(wèn)題で対中批判を明確にしており、対立のエスカレートへの懸念が深まっている。

安倍首相が今回歴訪するのは、そうした変化に必要な國(guó)々だ。いずれも地域のバランスにおいて重要な役割を擔(dān)っている國(guó)だが、フィリピンではロドリゴ?ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)がオバマ政権を批判し、慰安婦問(wèn)題をめぐり市民団體が日本に謝罪を求めている。

そうした中、安倍首相が「仲介者」としてアジア各國(guó)を積極的に訪れ、米國(guó)との連攜を継続するように動(dòng)いているのは、中國(guó)の影響力をにらんだものだ。（翻訳?編集/岡田）