2017年1月11日、長(zhǎng)江網(wǎng)によると、湖北省武漢市で、室內(nèi)に取り付けた監(jiān)視カメラが不正に操作され、女性の入浴前の様子が盜み見(jiàn)られるという事件が起きた。

最近、中國(guó)では自宅の中に監(jiān)視カメラを設(shè)置する人が増えている。防犯やペットの様子を確認(rèn)するのが主な目的だ。武漢市在住の呉（ウー）さんも、飼っているネコの様子を確認(rèn)するためにネットショップで監(jiān)視カメラを購(gòu)入した。ところが、先日入浴前にカメラからおかしな音が聞こえたためカメラの遠(yuǎn)隔操作アプリにログインしてみると、「2人が視聴中」の狀態(tài)に。とっさに身を隠すと、カメラのレンズが呉さんを追いかけるように旋回し始めたため、呉さんはプラグを引き抜いたという。

カメラが不正に操作される事件は過(guò)去にも起きており、14年9月には某ウェブサイト上で深セン市內(nèi)の19カ所の監(jiān)視カメラの映像が見(jiàn)られる狀態(tài)にされたり、15年には防犯カメラ機(jī)器を扱う某會(huì)社の一部の設(shè)備が海外からコントロールされていることが発覚した。

武漢理工大學(xué)の龍毅宏（ロン?イーホン）教授は、「家庭用カメラは一般的に自宅のパソコンとサーバーに接続する必要があるが、どちらかに穴があれば容易に破られる」と指摘。認(rèn)証システムや管理システムのアップグレードや、複雑なパスワードを設(shè)定するなどユーザーの安全意識(shí)の向上、ネット犯罪に対する法整備が不可欠だとしている。（翻訳?編集/北田）