2017年1月14日、韓國(guó)?オーマイニュースは、昨年、三菱自動(dòng)車からのCM出演オファーを斷ったことで韓國(guó)で稱賛を浴びた韓國(guó)人女優(yōu)ソン?ヘギョについて、「樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)が目を背けてきたことを代わりに実踐している」人物だと報(bào)じた。

子役から活躍し、03年、日本でも放送されたドラマ「オールイン 運(yùn)命の愛」でトップスターの座に上ったソン?ヘギョは、その後も「フルハウス」（04年）、「彼らが生きる世界」（08年）、「その冬、風(fēng)が吹く」（13年）など數(shù)々の人気ドラマでヒロインを熱演。昨年は中國(guó)でも大ヒットした「太陽の末裔（まつえい）」で主役を演じKBS演技大賞を受賞、韓國(guó)だけでなくアジアで広く知られる女優(yōu)となった。

記事はそんな彼女を「われわれ韓國(guó)人の自尊心であり自負(fù)心だ」と評(píng)価する。それは何より、彼女が「トップスターであり俳優(yōu)として、また一人の市民として『責(zé)任感』を示してくれているからだ」という。ソン?ヘギョは昨年、三菱自動(dòng)車が戦時(shí)中に朝鮮半島出身者を強(qiáng)制徴用した「戦犯企業(yè)」の系列會(huì)社だとして同社のCM出演オファーを斷り、「利益のみを追わず歴史的な問題を注意深く考慮した」行動(dòng)と韓國(guó)で稱賛されていた。また、海外に向け韓國(guó)の広報(bào)活動(dòng)を行う徐敬徳（ソ?ギョンドク）誠(chéng)信女子大教授と協(xié)力し、海外の美術(shù)館や韓國(guó)の歴史に関する記念館などにハングル表記のパンフレットを設(shè)置する活動(dòng)を行っていることもよく知られている。

さらに、捨て犬保護(hù)センターでのボランティア活動(dòng)や低所得層の子どもたちを支援する財(cái)団への多額の寄付、難病の子どもたちに対する支援活動(dòng)など、あらゆる分野での善行は、彼女のファンの間にも広まっているという。

記事はソン?ヘギョのこうした行動(dòng)について、「韓國(guó)政府がすべきことを意識(shí)の高い一人の俳優(yōu)が一手に引き受けてきたようなもの」と表現(xiàn)、特に「韓日慰安婦合意を通じ慰安婦問題を『10億円』と交換してしまった樸槿恵政権の『越権』に怒った國(guó)民にとって大きな慰めとなった」とし、それでも「（歴史について）まだ學(xué)ぶべき部分が多い」と語るソン?ヘギョの態(tài)度こそ「われわれ韓國(guó)人が見習(xí)うべき姿勢(shì)ではないか」と問い掛けた。

これを受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「顔のきれいさと同様にきれいな心を持っているんだね。韓國(guó)女性の一人として、ありがとう」「胸にじーんときた」「知らなかった。かわいいだけじゃなかったのか」「これからファンになるね」など、再び稱賛の聲が相次いでいる。

また、「演技も上手だけど人格のできた俳優(yōu)。俳優(yōu)たるもの、皆こうであってほしいものだが…」「ソン?ヘギョが大統(tǒng)領(lǐng)であっても、樸槿恵より何倍もうまくやれそう」との聲もあった。（翻訳?編集/吉金）