2017年1月15日、騰訊新聞によると、中國(guó)國(guó)家発展改革委員會(huì)報(bào)道官の趙辰［日斤］（ジアオ?チェンシン）氏はこのほどあった月例マクロ統(tǒng)計(jì)報(bào)告會(huì)で、中國(guó)では大気汚染の深刻化などを受け、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）伸び率などの経済指標(biāo)より、環(huán)境関連の指數(shù)目標(biāo)達(dá)成が考慮されるようになっていると指摘した。

中國(guó)では今冬、北京市や河北省などを中心に大気汚染がかつてないほど深刻化。経済発展への悪影響も避けられず、全國(guó)的な社會(huì)問題になっている。月末には春節(jié)（舊正月）による帰省ラッシュも控えており、さらなる環(huán)境悪化も懸念されている。

趙氏によると、中國(guó)政府は最近、環(huán)境保護(hù)や資源利用などについての「重點(diǎn)目標(biāo)」を設(shè)定。同委員會(huì)や統(tǒng)計(jì)局、環(huán)境保護(hù)部など各部門が連攜し、汚染解消や環(huán)境保護(hù)の実現(xiàn)を目指している。

中國(guó)國(guó)務(wù)院の國(guó)家資源研究センターの専門家は「GDP最優(yōu)先で発展を続けてきた中國(guó)経済だが、長(zhǎng)期的にみるとマイナス面の影響が大きい。今後は環(huán)境、資源への影響を考慮した発展目標(biāo)が必要になるが、実行には困難を伴う」とみている。（翻訳?編集/大宮）