2017年1月16日、東南アジアとオーストラリアを歴訪し南シナ海問題で各國と意見交換した安倍晉三首相を中國外交部が批判した。中國外交部公式サイトが伝えた。

中國外交部の16日の定例記者會見で、「日本の安倍首相はフィリピンやオーストラリア、インドネシアに訪れ、先々で積極的に南シナ海問題に言及した。このほか、フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)が日本のミサイル供與を斷ったという報道も見られている。これらに対し中國はどう見ているか」との質(zhì)問が上がった。

これに対し同部の華春瑩（ホア?チュンイン）報道官は、「ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は就任以來自立した外交政策を堅持しており、平等かつ互いを尊重する姿勢で他國と友好的な協(xié)力関係を発展させている」と語り、ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)の姿勢を稱賛すると述べた。

一方安倍首相に関しては、「中國と東南アジア諸國の努力により、南シナ海情勢は良好な方向に発展している。ところが、日本の指導(dǎo)者はあらゆる策を講じ仲たがいをしかけ、地域の緊張を主張している。日本側(cè)のやり方は非常に不健全だ」と批判した。（翻訳?編集/內(nèi)山）