2008年2月26日、中國南部を流れる長江の水を北部に引く運(yùn)河建設(shè)プロジェクト「南水北調(diào)」の北京エリア工事がほぼ完成し、4月から北京市民への供給が始まるという。この日開かれた市の「2008年水務(wù)工作會(huì)議」の席上で明らかになった。長江の水といえば、このところ深刻な水質(zhì)汚染で有名だが…？北京の夕刊紙「北京晩報(bào)」が伝えた。

【その他の寫真】

北京市水務(wù)局の焦志忠(ジアオ?ジージョン)局長は席上で、「南水北調(diào)」プロジェクトによって北京は1日に295萬立方メートルの水が供給できるようになり9年にわたって悩まされてきた水不足問題が解消され、北京五輪會(huì)期中も「安全な水を十分に供給できる」と胸を張った。

「南水北調(diào)」プロジェクトとは、早くも1950年代からその構(gòu)想が練られてきた一大國家プロジェクト。水資源の豊かな南部から旱ばつに悩む北部に水を供給するため、長江から3本のルートを建設(shè)する。北京に引水するのはそのうちの1本である中央ルート。

北京市民の飲み水となるのは、長江支流「漢江」の丹江口ダムから取水された水?！笣h江」といえば水質(zhì)汚染が有名で、つい先日も泡を吹いて真っ赤に変色したというニュースが流れたばかりだが…。本當(dāng)に飲んでも大丈夫なのだろうか？（翻訳?編集/NN）