2017年1月18日、米ブルームバーグによると、北京や上海で平均的な収入を得ている人が90平方メートルのアパートを購入するには30年以上の時(shí)間が必要だということが、英オックスフォード?エコノミクスの物価と所得の比較調(diào)査で明らかになった。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

ロンドンやニューヨークで家を買うのがどれほど高価なのかについて人々はよく議論するが、世界で最も住宅価格が高い都市は、香港、ムンバイ、北京、上海など、すべてアジアにある。同時(shí)に、ムンバイ、上海、北京、デリーでの賃料収入が著しく低いということは、これらの都市の住宅価格が過大評価されているという指標(biāo)にもなり得る。東京、シドニー、ニューヨーク、ソウルなどとは異なり、この4都市の2016年の賃貸利回りは10年國債利回りを下回っている。

エコノミストのTianjie He氏とLouis Kuijs氏はリポートで、「アジア全體で住宅価格の上昇が緩やかになるだろう。一部の市場では大幅な落ち込みもある。供給の増加と加熱する市場を冷やすための努力に加えて、金利の変化は価格に下押しの圧力をかけるだろう」と指摘する。

長期的には、繁栄と人口統(tǒng)計(jì)的要因の上昇は、アジアの多くの大都市、特に途上國経済圏の住宅需要を強(qiáng)く支え続けることになる。一方で東京とソウルの人口は今後8年間で縮小し、住宅需要は減少するとみられている。（翻訳?編集/柳川）