大気汚染予報が公表中止に、政府の隠蔽工作を疑う聲―中國

Record China    2017年1月19日(木) 12時30分

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18日、中國政府が大気汚染の隠蔽工作を始めたとのうわさが広がっていたが、実情は異なると関係者は話している。寫真は大気汚染に覆われた河南省鄭州市。

2017年1月18日、澎湃新聞網(wǎng)によると、中國気象局が大気汚染警報を中止すると報じられ、隠蔽(いんぺい)工作ではと話題になっている。同局は「合同発表體制の調(diào)整のため」と説明している。

17日夜、SNSで1枚の寫真が話題となった?!复髿輿A染予報?警報業(yè)務(wù)の一時中止に関する通知」という公文書を撮影したもので、ネットユーザーの間では「深刻な汚染を隠そうとする政府の隠蔽工作ではないか」とのうわさが広がっている。

中國気象局関係者に取材したところ通知は実在するものと認(rèn)めたが、隠蔽工作ではなく政府の気象部門と環(huán)境保護(hù)部門との擦り合わせを行うためだと明かした?,F(xiàn)在、中國の大気汚染予報は気象局系統(tǒng)が発表するものと環(huán)境保護(hù)局系統(tǒng)が発表するものとの2種類があるが、前者は視程(肉眼で物體がはっきり確認(rèn)できる距離)とPM2.5濃度に基づいて判定するが、後者は大気汚染指數(shù)(PM2.5やPM10、二酸化硫黃など各種汚染物質(zhì)の濃度から算出)に基づいている。

そのため気象局はオレンジ警報を発令しているのに、環(huán)境保護(hù)局はより深刻な赤色警報を発令しているという食い違いが生じるという。これでは市民を混亂させてしまうとのことで現(xiàn)在、両部局は統(tǒng)一基準(zhǔn)で発表できるよう調(diào)整を進(jìn)めている。それまでは予報の発表は控える方針だという。(翻訳?編集/

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