2017年1月21日、2014年3月?こつぜんと姿を消したマレーシア航空（MH）370便。墜落地點(diǎn)とみられていたインド洋南部海域での捜索活動(dòng)が中止となった。殘骸の一部がインド洋西部の島に漂著しているのが見(jiàn)つかったが、手掛かりは全くない。乗客乗員239人の消息を含め?21世紀(jì)のミステリーになりそうだ。

MH370便（ボーイング777?200型機(jī)）について、マレーシア、中國(guó)、オーストラリア3國(guó)は17日に共同聲明を発表。豪州西部沖2000キロに広がる約12萬(wàn)平方キロのインド洋南部海域で続けてきた合同捜索活動(dòng)を中止したことを明らかにした。

3國(guó)は昨年7月、インド洋南部海域の調(diào)査で機(jī)體が見(jiàn)つからないか、手掛かりが得られなかった場(chǎng)合、捜索活動(dòng)を打ち切ることで合意。聲明は「最良の科學(xué)や最新技術(shù)、この分野の高い知識(shí)を持った専門(mén)家の意見(jiàn)を使ったあらゆる努力にもかかわらず、機(jī)體の位置を特定できなかった」としている。

MH370便は中國(guó)南方航空との北京行きコードシェア便で、乗客のうち153人が中國(guó)人だった。マレーシア當(dāng)局などによると、MH370便は14年3月8日午前0時(shí)41分（現(xiàn)地時(shí)間）、クアラルンプール國(guó)際空港を離陸。同日午前1時(shí)すぎ、空域がマレーシアからベトナムに移る際、マレーシアの管制に「了解。お休み」と連絡(luò)したのが外部との最後の會(huì)話(huà)になった。

その後、MH370便はなぜか反転。マレー半島を橫切ってインド洋方面に向かい、機(jī)影が管制レーダーから消えた。通信サービス會(huì)社の衛(wèi)星が同機(jī)の微弱な信號(hào)をとらえていたことから、インド洋を南に飛んで行った可能性が高まり、豪州西方の広大な海域でマレーシアをはじめ、日本、中國(guó)、米國(guó)などが加わった大規(guī)模な捜索活動(dòng)が展開(kāi)された。

しかし、機(jī)體などは見(jiàn)つからないまま。マレーシア政府は15年1月29日、「MH370便は消息を絶った後に墜落して搭乗者は全員死亡した」と正式発表した。

15年7月になって、豪州西沖から約4000キロ離れたインド洋西部のフランス領(lǐng)レユニオン島の海岸にMH370便のものとみられる長(zhǎng)さ約2メートルの金屬製物體が漂著。これまでにモザンビーク、タンザニア、南アフリカなどでも同機(jī)の殘骸とみられる約30の破片が発見(jiàn)されている。

墜落原因については、「機(jī)長(zhǎng)の自殺説」「ハイジャック説」「機(jī)體故障説」などが取りざたされているが、いずれも証拠はなく臆測(cè)の域にとどまっている。飛行機(jī)が消えたケースは、ほかにもある。1979年1月30日、成田空港を離陸したヴァリグ?ブラジル航空967便（ボーイング707-320F貨物機(jī)）は、日本近海の太平洋上で消息を絶った。機(jī)體は深海に沈んだとみられ、現(xiàn)在に至るまで発見(jiàn)されていない。（編集/日向）